少し話は変わるけど、以前息子が夜中に熱性けいれんを起こし、救急病院に連れて行くために準備をしていたら、妻が息子の様子を動画に撮っていた。「何してんだ!?」と言ったら「言葉で表現するより、動画を観てもらう方が診断は早い」と流石のベテラン動物看護師の貫禄だった。動画は情報量が多い。 https://t.co/o2BnOohMPR
— がーひー読谷村 まくとぅそーけなんくるないさぁ (@ryu_higa) 2017年12月3日
以前文字よりも写真、写真よりも動画の方が時間単位で伝えられる情報量は多く、言語によるハードルや解釈の違いを気にせずに、正確な情報を伝えることができる的な話をした(無論動画でも撮り方や編集の仕方で多様な印象操作ができるので、そういう意図が生じえるものでは一層強い警戒が必要だけど。YouTubeに溢れているプロパガンダ映像とかね)。
今件はそれを別の視点で見たお話。実はこの直前に、自宅が火事になった人が、今後の対応のために(保険周りとか)動画を撮っていたら報道関係者に「いいですねー」と称賛されて云々という話があって、そのつながりでの流れ。
端から見れば、意図を理解できなければ、何かネタにするとか動画サイトにアップするための不謹慎な撮影に思えるかもしれない。しかし説明を聞けば大いに理解できる話。撮った動画を医者に見せて、診察に役立ててもらうというもの。
正直、この発想は無かったわというか、コロンブスの卵的な衝撃を受けたのは当方だけではないはず。もっとも、自分の目の前の出来事を動画に納めるって行動が、ほんの数年前まではとても普通の人ではできないことだったのだから、仕方が無いのかもしれないけど。
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