電通単体売上高の月次開示取りやめのお知らせ(PDF) https://t.co/qAGDCIAjmr 「連結売上総利益に占める海外事業構成比が6割に迫るなど事業構成が大きく変化し、電通単体売上高が電通グループ全体の状況を表す指標として適切ではなくなった」 pic.twitter.com/yCH92uMOJy
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年12月9日
毎月半ばぐらいまでに更新する、本家サイトの電通・博報堂の売上動向。電通はそろそろ11月分が出てくるだろうと思って確認したら、リリースの下側にちょいと違和感。何があったのかと目を通して、顎が地面に落ちた。MMRのメンバーがエグザイル状態で何だってーをするぐらいの驚き。
詳しくは書いてある通りで、グループ全体の利益において国内からのものが半分を切ったので、国内の月次売上を公開しても自社の指標を表すのには適していない、だから今年一杯分で公開はオシマイ、あとは四半期単位で売り上げなどを公開するよ、という話。なぜだ。
利益と売上は別物だし、国内利益が全体の半分云々というのなら、今後はグループ全体の月次を出せばよいまでの話。もっともらしいことを書いてあるように見えるけど、よくよく読むとなんだか色々ともやっとする内容でしかない。
ソフトバンク主導の携帯電話の契約数、ミクシィにおけるmixiの利用者動向、ツイッターの詳細な利用者動向。都合が悪い数字が出てくると、何かとこじつけして情報開示を控えるというのはよくあるパターン。まぁ、そういうことなんだろうなあ、と。実際本家記事でも言及しているけど、ここしばらくの電通の月次業績は、お世辞にも成長しているとはいいがたい内容だったから。
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