平均貯蓄額と若年層は純貯蓄額がマイナス、しかもどんどんマイナスが増えているという話

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直接の引用は色々な事情で控えておくとして。先日からツイッターのタイムライン上に繰り返しの形で、平均貯蓄額が1000万円とか、40歳未満はむしろ純貯蓄額はマイナスだとか、そのマイナス額が近年になるにつれて増えてくるとかいう話があった。どこかで見たことがあるような表だなと確認したら、総務省の家計調査。しかもこれ、二人以上世帯の話。

で、ツイートにもある通り、純貯蓄額ってのは貯蓄から負債を引いた値で、負債の大部分は住宅ローン。若年層で純貯蓄額がマイナスなのは住宅ローンの残高が大きいからで、さらに直近になるに連れてマイナス額が拡大しているのは、住宅取得率が高まっているから。住宅取得の機運が色々な理由で上昇しているのだろうな、と。


これにいてはすでに本家サイトで解説済み。住宅ローンを支払い終えた高齢層はその分の負債が無くなるのだから、貯蓄額がほぼそのまま総貯蓄額になるわけで、そりゃプラスにもなるわな、と。無論、貯蓄を累積しているからその分積み上げられるってのもあるけどさ。

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このページは、不破雷蔵が2017年12月11日 06:56に書いた記事です。

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