繰り返しRTされているのでツッコミ補足しておくと、債務の大部分は住宅ローン。若年層での住宅の所有性向が上昇しているのですね。これは別項目の値からも確認できます。核家族化の進行も一因でしょう。https://t.co/lRcF6nXSZx
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年12月10日
直接の引用は色々な事情で控えておくとして。先日からツイッターのタイムライン上に繰り返しの形で、平均貯蓄額が1000万円とか、40歳未満はむしろ純貯蓄額はマイナスだとか、そのマイナス額が近年になるにつれて増えてくるとかいう話があった。どこかで見たことがあるような表だなと確認したら、総務省の家計調査。しかもこれ、二人以上世帯の話。
で、ツイートにもある通り、純貯蓄額ってのは貯蓄から負債を引いた値で、負債の大部分は住宅ローン。若年層で純貯蓄額がマイナスなのは住宅ローンの残高が大きいからで、さらに直近になるに連れてマイナス額が拡大しているのは、住宅取得率が高まっているから。住宅取得の機運が色々な理由で上昇しているのだろうな、と。
参考:年齢階層別の収入や負債の推移をグラフ化してみる https://t.co/jPLBoNoaRE pic.twitter.com/YTsRcBhCnD
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年12月10日
これにいてはすでに本家サイトで解説済み。住宅ローンを支払い終えた高齢層はその分の負債が無くなるのだから、貯蓄額がほぼそのまま総貯蓄額になるわけで、そりゃプラスにもなるわな、と。無論、貯蓄を累積しているからその分積み上げられるってのもあるけどさ。
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