クリスマスに関する米国の世論調査 https://t.co/1CJ9LVAAbJ 人種の多様化に伴いクリスマスへの傾注が薄れている。公的機関内でのクリスマスのようなキリスト系の催し、展示を問題ないとする人が72%から66%に。 pic.twitter.com/WdTXCVO9Dg
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年12月24日
そういや先日米国でのこの時期の季節柄のキャッチコピーがメリークリスマスなのかハッピーホリデーなのかということでニュースになってた気もするけど、その元ネタ的な調査の一つがこれ。PewResearchCenterが先日発表した、この時期の宗教観のお話。
要はモラハラやら多様化やらポリコレやら人種別人口構成比の変化で、12月の末はメリクリでサンタがやってくる云々ってのはどうよ? というもの。日本のように正月とクリスマスとお盆と灌仏会と節句を全部やってしまうというカオス的なものを受け入れられればいいんだけど、差別だ贔屓だなどと棍棒振り回しの材料にしてしまっているのでややこしいことになっている。
昔と比べて公的機関でメリクリをしちゃダメだろという人が増えているのは事実ではある。
年末の祝い事のコピーとしてお店やビジネスの上で使うべき言葉としては「メリークリスマス」が減り、「ハッピーホリデーズ/(単に)おめでとう」「別にどうでもよい」が増加。 pic.twitter.com/nWN4RrLyNJ
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年12月24日
キリスト教に関わる神話を信じる人も減少。これはキリスト教信者の間でも。 pic.twitter.com/OVdGJ4lOnn
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年12月24日
支持政党別では民主党支持者の方がクリスマス、キリスト教離れが進んでいる。共和党支持者の方が信奉は厚く、公的機関でクリスマスのような展示をしても構わないとする意見が強く、また現状がクリスマス離れが進んでいると感じている。 pic.twitter.com/RmTXrWipKb
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年12月24日
世代別では大きな変化は無し。むしろ若年層の方が「メリークリスマス」を使いクリスマスを楽しむ傾向。 pic.twitter.com/rZs9kt0JTZ
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2017年12月24日
米国においてはクリスマスやらキリスト教の信奉は古き伝統的なもののようで、リベラル的な民主党支持者からは嫌われ、古風的な共和党支持者からは好まれている。まぁ、これはイメージ通り。世代別では意外にも若年層の方がクリスマスへの支持が多い。
結局のところ、社会全体に悪影響を与えない限り、他の信奉も許容するというのかかしこい考え方だとは思うのだけど。それは全般的に見て正しくない、えこひいきになるという「正義」を振り回し、かえって息苦しくなる、反発を生じさせるってのは、最近よく見かけるケースではある。
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