発表会などで情報解禁設定をするのであれば出席プレスに周知徹底してほしい。一部気づいた人がそれを律儀に守り、他の人は知らずにどんどん発信する。フェアでない。発表会開始前のブリーフィングで説明をするとか、配布紙に赤字で書くとか。
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年12月20日
遅刻するのが前提の人もいるので、開始前に全員揃ってブリーフィングできるとは思えませんね(笑) いつでも律儀に守ってる側が損ばかりしているというのは全面的に同意。
— Akira Yahagi (@yahagi) 2017年12月20日
あとは解禁時間の厳守をメディアに求めておきながら自社のSNSではツイートし放題だったケース、自社ECサイトでフルスペック公開してしかも購入できるようになっていたケース、などまあ色々ありましたね。
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年12月20日
報道規制というものがある。要は一次情報を発信する側が、メディアなどに向けて発信する際に「この情報は●時まで披露しちゃダメヨ」とするもの。犯罪が絡んでいて事件解決までは広めちゃダメ、事件が拡大するかもしれない、犯人が悪用するかもしれないってのがよくある話。また、公開企業で株価に影響がある話なんだけど、紙媒体の発行タイミングなどを考えると、情報発信と公開開始との間に時間の猶予を置かないと紙媒体側が後れを取ってしまうという配慮などもある。
あるいは特定媒体のみへの優遇措置とか、発表会を何度かに分けて行うので、最初の回で規制解除にしちゃうと2回目以降の取材者が損をするので、それは良くないからとか。さらにはイベントとの連動性があるから、そのネタバレを避けたいのでイベント開始までは黙っててねというのとか。
その類のってのは信義則的なところがあるのだけど、インターネットの普及やスマホの利用率の向上、さらにはYouTuberの汎用化などで、有名無実になりつつある。指摘されている通り、正直者が馬鹿を見るケースが多々見受けられるようになった。そして「正直者が馬鹿を見る」状態は、得てして秩序の崩壊と全体の損失を生み出す事になる。
また、情報のソース側でも内部からぽろぽろ情報規制を無視した発信が成されることもある。まぁ、ベクトルが少々異なるけど、某赤い国での「特殊な一般人」の自撮りで場所がバレるってのも似たような話。
そもそも、そこで発表会後まで止めることに意味があるのか、設定する側はもう一度冷静に考えて欲しいです。(たいてい、ほとんど意味が感じられない) https://t.co/InpUiHMpFL
— Munechika Nishida (@mnishi41) 2017年12月20日
ですねぇ。脊髄反射的に「とりあえず書いとくか」的な案件がほとんどだと思います。某ロボット犬発表会では開始後30分までは発信禁止と言われたのですがライブ中継を入れているところがあった。それを会社側に伝えても「ああー」と言われ一切違反社にアクションなし。なにそれ、と思った案件の一つ。 https://t.co/igKVc0uraP
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年12月20日
一方で、発表会の案内で報道されたくないので発表会開始まで情報解禁を待つ、というのは、発表会を開く効果の最大化なども含め、理解できる。そこは不文律としてある程度守りたい。(先に先にの競争は、あんまり意味がないですし......)
— Munechika Nishida (@mnishi41) 2017年12月20日
いろんなルールが決められるが、「おおむね守らせるが、守らなかったヤツを取り締まるのは面倒」で、結局正直者が損をするパターンになりがち。「まずそのルール設定に本当に意味はあるか」は考えていただきたいところです。(必要なものなら、当然守るにやぶさかではないので)
— Munechika Nishida (@mnishi41) 2017年12月20日
私は
— Munechika Nishida (@mnishi41) 2017年12月20日
・発表会の案内での報道>理由も理解できるので、要望があれば報道しない、ということに同意
・発表会終了までの報道自粛>そこに正当な価値が見いだせないので同意できない
という立場。
なお
・ウェブの方だけ撮影できないタレントセッション>プロモーションへの採用自身を再検討を
例外として、小さい会社が大きな会場用意できなくて、複数回になっちゃうからとりあえず最後のが終わるまでは控えてほしいというのは、しょうがないかとは思いますけど、基本はあれですね。なお以下は、ジャニーズ() https://t.co/Jd0JnuvJYP
— Junya ISHINO/石野純也 (@june_ya) 2017年12月20日
ゲームソフト発売日の発表タイミングについては結構前にとあるサードさんが記者会見で言っていた面白いコメントがあって、「あそこのあれが出てくるなら○月ははずそうとか、逆にぶつけようとかあるから、どこの何がいつをどのタイミングで取りに行くとか高度な陣取りゲームみたいな側面がある」、と。
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年12月20日
某会見の注書き「解禁は会見終了後」。フェアディスクロージャーのこの時代になぜ会見終了後なのか。昔、日銀総裁会見も会見終了後解禁だったが、いまはリアルタイム。時代遅れも甚だしい。広報はどうあるべきかを全くわかってないと思う。
— 志田義寧@ロイター (@y_shida) 2017年12月19日
ですね。ロイターの志田さんも言っていますがフェアディスクロージャーの観点からいっても問題です。株価を動かしたくないなら、とかであれば15時以降にやればいいだけの話だし。 https://t.co/m4JkrJzk2I
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年12月20日
先日、あるキャリア広報と話していたら、ウェブメディアは書いてもらいたいことを字数制限なしに全部書いてくれるから重宝してると言っていた。これはある意味、ジャーナリストとして馬鹿にされているということでもある。監視がますます必要な業界になってると感じる。
— 志田義寧@ロイター (@y_shida) 2017年12月15日
情報の取り扱われ方、価値観が大きな変化を遂げている最中の昨今では、これまでの情報規制のやり方では通用しない、意味がないという場合も多い。その点を情報のソース側は認識しているのかどうかって問題がある。
...ぶっちゃけると報道規制、情報解禁設定の少なからずは、情報を発信するまでに時間がかかる旧来メディア、具体的には新聞やテレビ・ラジオ、時折雑誌も、に対する忖度以外の何物でもないんだけどね。報道規制解除タイミングで午前6時とかがあるのはなぜだろうとか考えてみると以下略、と。
ああ、ちなみに「規制解除は会見終了後」ってのは、中途な情報で配信されると誤解を招く情報が流されかねないからという懸念もあると思うよ。これは報じ手側のこれまでの所業が問題ではあるのだな。
まぁ、似たような話としては、ネット媒体への配信は全部が全部「かまいたちの夜」状態になってしまう某事務所のやり方が容認されているからねえ。これが無くなれば、一つの突破口として色々と変わってくるのだろう。
そういや海外ではこの辺り、どうなっているのかな?
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