日経が「1カ月で24万部減」の衝撃 https://t.co/b8i724PSi5
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年1月19日
一般人が容易に取得できるデータとしては半年単位の動きでしかないのだけど、日本ABC協会側では一か月単位で新聞の販売部数を展開している。で、その値が業界内部で公開されて、大いに注目されたとのこと。まあ、一か月で23.8万部減ってのは確かにただ事ではない。確かに値上げが解約の一因だったという話には信ぴょう性がある。
ただ、この部分だけを切り取って云々ってのも少々腰が引ける。日経は電子版の成功がよく知られているところではある。なので、紙と電子を合せた総部数は大して減っていないだろう。また今件の販売部数はあくまでもそのほとんどが新聞販売店への卸し部数。つまり押し紙も多分に計上されている。今回の減少は、あるいは日経も押し紙の調整に入っただけの話なのかもしれない。まぁ実態は絶対に明らかにならないだろうけど。
個人的には朝刊1部の値段が缶コーヒーから500ml入りペットボトル飲料になった時点で、感覚として買う価値があるか考えて購読をやめた。 https://t.co/Os7LoJqcvP
— ヤン=ミンツ (@yangmintz) 2018年1月19日
情報収集するコストとして新聞を買うだけの価値があるかという面からの判断であって、情報よりも新聞社としての主張ばかり載せるような場合は、既に朝刊一部で50円玉一枚かける価値があるか疑問に思えるところもある。
— ヤン=ミンツ (@yangmintz) 2018年1月19日
私も値上げを機に解約しました。経済記事は「スピード」が命ですが、それはネットには絶対勝てず、企業情報は、その企業のオフィシャルページに勝てず、様々な分析は、ネットで多面的に比較できるのでは、「紙」の情報の価値では、生き残れませんね。
— ぷーさん (@naniwanopoohsan) 2018年1月19日
私が直接的に決断したのは、「モリカケ問題」について、かなり政権批判の論調だった・・・常識的な裏取りをやれば、安倍首相の関与は無いというのが「自明」なのに、大多数の方向に日和ったのが原因です。これで社としての信頼性が失墜しました。日経の読者の「良識」を舐めすぎましたね。
— ぷーさん (@naniwanopoohsan) 2018年1月19日
価格の変動はコストパフォーマンスに関する「気付き」を与えてくれるのですね。惰性で続いていた慣習を変えるきっかけ。(リテイク)
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年1月19日
まぁ、日経に限らず紙媒体としての新聞の存在意義は昔と比べて随分と薄れている。定期購読をしている人もその少なからずは昔からの惰性で買い続けているようなもの。何かきっかけがあれば、コスト換算を改めて行い、損切りの類をするのではないだろうか。
新聞業界が声高に語る「自分達は文化だから軽減税率を適用せよ」というのは、実のところコストが云々そのものというよりも、コストの上で値上げをせざるを得なくなると、定期購読者に考え直すきっかけを与えてしまうってところが大きいのではないかな。要は「気付かせるな、ずっと何となくで買わせ続けろ」というもの。先日のリボ払いと同じわけだな。
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