4K、8K、16K、32Kとテレビの解像度が上がり続けた2030年、32Kの解像度に耐えられるアイドルはついぞいなくなり、莫大なCPU時間によってレンダリングされたバーチャルアイドルのみが公共の電波から流れるようになった。
— ところてん (@tokoroten) 2014年8月19日
テレビの解像度が上がってくると肌の荒れが目立つようになり、特に女性の出演者は大変だよねという話を女性自身の言及として見聞きしたことはある。男性ならばあまり気にはしないのだけど。似たような話としてはアニメが録画され再生が容易になると、粗さがしがされるようになり、色々と困っているとの話もある。
今のところテレビは8Kまでで、それ以上の高性能化が必要かどうかという疑問もあるのだけど、仮にそのような状況となった時に、人は出演に耐えられるのかどうか。個人のプライドが許せなくなるかもしれない。写真ならば修正はできるけど、それをリアルタイムで瞬時に行う技術が確立できるのか、できたとしても自然に見えるような処理速度と時間で可能なのか、そもそもそういう修正をするのなら、最初からでっち上げた方が早くはないか、ということで、バーチャルアイドルが闊歩するってのは、あながち的外れな話では無い。アイドルってのは「偶像」をも意味するからね。
今のバーチャルユーチューバー、まさにコレなんだよなぁ。
— ところてん (@tokoroten) 2018年1月3日
画面解像度が高い分、生身の人間は粗が目立つし、情報量が足りない。
ゲーム画面+バーチャルユーチューバーではじめて情報量が十分になるような感じ。https://t.co/faLAPXlngS
で、この考えはまさに昨今において注目を集めているバーチャルユーチューバーに他ならない。着ぐるみでもパペットでも指人形でもいいんだけど、データの盛り込みが容易という観点では、まさにバーチャルユーチューバーが一番楽。情報量の補完が容易にできる。
極論として、操作するのが人でなくてもいいわけだ。ロジックそのものがバーチャルユーチューバーを動かすとか。これって「マトリックス」的な話になってきそうで、興味深い話ではある。相手に伝えるのは情報。ならば現物のデータを情報化する必要は無く、最初から情報そのものを創生して提供しても構わないってわけだな。
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