年末年始に50代以上の人と話していて思うのが、通信と物流の速度が彼等の現役時代と今では各段に違うことを理解してない人が多いってことだな。今の八時間労働は即時レスポンスが基本で、ほぼシャトルラン状態ということがわかってないから「残業出来ないなんて貧弱」と言い出す。
— 猫怖大夫牧野さん (@mknhrk) 2018年1月4日
処理量も格段に上がってますよね。
— ありーゔぇでるち (@quartet1115) 2018年1月5日
電卓の計算とエクセルでマクロ組むのでは、竹槍と核兵器くらいの差があります(笑)
昔話をすると。会社いって新聞読んでから仕事してても誰もおこりませんでした。その分夜は遅くなっても残業代もでてました。そうはいっても給料の総額はいまより少なかったような気がしますが。気持ちにゆとりはあったような気がします。
— tokumeikibon 新型原発を! (@tokumeikibon1) 2018年1月4日
以前にも何度か取り上げた、社会環境や情報のアップデートができない人達とか、社会の変化が加速度的なものになったのと同時に人が長生きするようになったので、高齢層が時代についていけずに逆切れしたり現状を否定するような状況。結局、このような人たちが力を持つことで社会全体が足を引っ張られ、集団としての力が衰えてしまうという話。昨今の問題の少なからずは、これに連なるところがある。
無論、その年齢階層の人がすべてそういうわけじゃない。その年齢の人を押しなべてツッコミ対象としているわけじゃない。ただ、その階層の人たちの人数が多く、さらに高齢化するに従い確率論的にアレな状態にシフトしてしまう人達が増えるわけだから、声が大きくなるのも道理ではある。問題視されている人達の少なからずは、昔ならばすでに黄泉に行かれていたはずだ。
今件指摘されているお話に限っても、仕事の圧縮度は昔と今とで大いに異なる。にも関わらず、就業時間だけで比較されても困りますよ、というもの。「サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ」というフレーズは極端な例かもしれないけど、その歌が流行った時代と今との就業を、同一濃度で考えてもらっては困るわけだ。
こういう話を読みたいお年寄りは多いんだろうなーと「昔は良かった、このままでは日本はおしまいだ」ってしょっちゅう言うお年寄りの顔が何人か浮かびました。年頭にこれって、そういう人向けのメディアなんだなと改めて思うね。https://t.co/pKTm0Lcoe7 @nikkansportsさんから
— omion (@16331633) 2018年1月5日
自分も年寄りの方に近いんだけど、ああはなるまいと思うけど、ああなっちゃうのかなー年とるって怖いなあと思う最近。
— omion (@16331633) 2018年1月5日
昔は良かったと言っている老人に質問をしていくと「昔は輝いていたんだ」と美化した昔の思い出に浸っているだけに見えます。
— 茶請け (@ttensan) 2018年1月5日
私の知っている植物学者さんは80過ぎても山登りとかウキウキで植物を調べながらホイホイ先に進んでいくんです。輝いてました。
はい。昔を懐かしんだところで時間は進み続けるんですから、心まで老けたくはありません。真似できるよう努力したいです。
— 茶請け (@ttensan) 2018年1月5日
「徴農制を実施して、若い人たちは土と向き合うべき。」----それは中国が文化大革命で行った下放と同じことでは? あるいは満蒙開拓義勇軍とか嫌な例はいくらでも思いつく。
— 松浦晋也 (@ShinyaMatsuura) 2018年1月4日
ああ、自分もいい加減歳を取ったが、自分の知らない/知る事ができない未来が怖くて、後ろを向く年寄りにはなりたくない。
歳を取って、変化する現状に適応できないことで自分が感じる未来への恐怖を、長年培ってきた経験に基づく知恵であると誤認することは、そのこと自体がとてつもない恐怖だな。
— 松浦晋也 (@ShinyaMatsuura) 2018年1月4日
「徴農制」とのワードがTLに散積しているので何かと思ったら、例の老が、もといロートルな脚本家先生が主張していたのですね。「先ず隗より始めよ」でご自身がおやりになることをお勧めします。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年1月5日
時代不適応症候群とでも評すべきなのでしょうか。https://t.co/RfxzZV1QrG
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年1月5日
「自分が大変だったから、お前らも苦労しろ」「自分がそんなに明るい未来を描けないから、お前も明るい未来をえがくな」みたいな言い草はなぁ。
— HRK (@hncgu) 2018年1月5日
上の世代の方に「あなたとは時代が違う。今は大変」ていうんだから、下の世代の人の生きる時代だって違うに決まってるのに、なんで同じ想定なんだろうね
「自分の思った通りで無いから、思う通りにならないからダメだ」とする論説は、まさにロートル的なもので、「ものを言えぬ空気」「私達は怒っています」と同じ傾向ですね。https://t.co/TB55gNbBSM
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年1月5日
で、今件の直接のトリガーとなった、某著名脚本家の老が、もといロートル的な発言。恐らくは昔から、このぐらいの年齢になった人なら同じような考えを持つ人もいたのだろう。けれど現在は昔における同年齢が感じる時代のギャップとは大きくかけ離れているし、しかも肩書を持ち影響力がある人がそういう立場になる可能性も増えている。さらにメディア側がそういう意見を持ち上げて肯定し、拡散するという悪手法を積極的に使うという困った状況でもある。理不尽、戯言など放置しておけばよい。それがたとえ、肩書がある、有名な人の言であったとしても。問題なのはその内容なのだから。
指摘されている通り、昔がこうだったから今もこうであるべきだ、自分がそうだったからお前らもそうであるべきだというのは、単なる時代錯誤の押し付けでしかない。年を取った、経験を持つ人が敬う存在となる、参考にされるべきなのは、それが現状に通用する正しい、ためになる情報だからに他ならない。某ガンダムのテム・レイが酸素欠乏症にかかった後に作った回路のお話のようなものだ。
ホント、こういう話は積極的にダメ出しをして、悪い見本としておきたいところ。年を取るにしても、敬老としての存在となりたいものではある。それこそが正しいシニアとしての姿なのだから。
......まぁ、正直なところ、中身が子供で肩書とか力は大人のままってパターンとして老化したんだろうな、こういう人達は。子供のワガママとさほど変わりないもの。
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