バーチャルYouTuberで教育番組とか思ったらそれは天才てれびくんとかウゴルーとかもう昔からあって、逆いうとテレビ局が機材やスタジオに巨額に投資してきた部分がある意味VR機器やゲームエンジンの低価格化で民主化されて行くということだろうね
— GOROman (@GOROman) 2018年1月5日
去年後半あたりから急に注目度が高まった感のある、バーチャルな表現でユーチューバをするバーチャルユーチューバー。着ぐるみとかパペットをバーチャルでやったまでの話で、コロンブスの卵的なものには違いないのだけど、アイドルって元々偶像って意味だから、ある意味非常に正しいアイドルの一様式には違いないよね...という話の中で、だったら教養・教育番組をやらせてみてはという話が出てくるのも当然。
でもそれってすでに、指摘の通りウゴウゴルーガとかですでに行われていたのだよね、実のところ。しかもウゴウゴルーガでは実写とバーチャルが対話までしていたようだし。そう考えると、コストダウンと仕様の容易化という技術進歩によって、利用がたやすくなったがために登場したのがバーチャルユーチューバーというのもアリなんだろうなあ、と。民主化という表現はともかく。
似たような話としてはデジカメがあるかな、と。かつては数百万円で報道用のデジカメとかがあったけど、今では同じスペックをスマホで楽しめることができる。誰もがサクサク使えるし、さらにソーシャルメディアを使って自由に投稿してお披露目できる。
この前友達と話してたのは、TVの電波少年の懸賞だけで生活する「なすび」ってのがyoutube以前のyoutuberだったんじゃないか、って説。全裸で生活し、懸賞はがきを書き続け、当たると大はしゃぎする。今でも通用するキャラだと思う。
— あきにゃん(の)@コミケお疲れ様 (@TOPGUN_Aki) 2018年1月6日
まさに!昔うちのCTOは某ソニーでテレビ局向けの放送システムを作っていたけれど、今はUnityとVRのおかげで1人テレビ局状態。 https://t.co/3vN3MrSlb0
— tanigo (@tanigox) 2018年1月5日
かつては高コストでごく一部の人にしかできなかった情報の取り扱い方が、ハードルが下がった事でより多くの人ができるようになる。「懸賞生活をするなすび」のユーチューバー版ってのも面白そうだし(あるいは...例のアレな問題が発生した、貢物をもとに色々とやらかしちゃうナニがすでにそれなのかな)、かつては見ているだけだったコンテンツを自分で提供することもできるようになるってのは、ある意味夢の体現化であって、非常に面白い時代が来ている。
同時に、視点を変えれば、これまで独占的な手法だったのが多くの人によって可能となったわけで、当然独占していた人たちには世の中の勝手が変わってきたことになる。まぁ、不平不満が生じるよね、と。それが「私達は怒っています」的な報道界隈の一部での動きではあるし、その現象こそが時代不適応症候群ではないかな、と。
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