救急隊員のアレとか従業員が働いてる店で飯食ってるとかそういうやつにクレームが来るやつ、単なる『サボってる判定』じゃなくて『なんで奴隷がわれわれ人間と同じ場所使ってんだ』要素が高そう。
— うなぎ(steel_eel) (@dancing_eel) 2018年1月5日
欧米ではむしろ逆で賛美されたり優遇されるケースが多々あって、そういう点は日本でも見習うべきなのだろうなあという感があると共に、今件ケース(具体的な話は敢えて挙げないでおく。大阪府の公式サイトに「救急隊員が自販機で飲み物を購入した」というクレームが入ったとの報告があった件)でそういう類のやっかみというか下衆というか理不尽なクレームが市民様から来るのは何でだろう、的な。災害復旧時の自衛隊とか消防隊員とか、警察などでもよく聞く話だし、さらには公務にある人だけでなく店員さんとかに対しても少なからず見聞きする。
業務時間中にプライベートなやり取りをするのは、確かにマズい話ではあるけど(例えばレジ打ち中に客を差し置いて他の店員と雑談を始めたり、知り合いである特定のお客と雑談をしながら仕事をして、他の客を待たせていたりとか)。
あの反応とか感情ってどこから来るのだろうかと、もやりとしていたのだけど、この説明である程度納得ができる。無論これのみが理由では無いのだろうけど。
自分より目下の者が自分と同じようなことをしている、許される。それが許せない。だから感情的な反応を示すようになる。海外の物語でよく見られる、召使いや奴隷が自分達と同じようなことをしていると、それだけで叩きのめすってのと感覚的に同じ。あるいは対象が店員や公務員でなく、ロボットとかだったら同じような反応を示すよねえ、手塚先生の漫画に出てきそうだけど、と考えると、納得も容易にできる。
電車内での乱暴狼藉も、多分にする側は相手が自分より弱い、抵抗できない対象を狙って行うとの話もある。要は力関係で自分より下にありそうなものへの、憂さ晴らしのための攻撃。
「公僕」って言葉が過大に解釈されてるきらいがありますね。確かにあの人たちは「公」に仕えるのが仕事だけど、その「公」って「お前個人」じゃないよ、ってのが理解出来て無い人がいそうな気がします。
— Katana Edge (@amiga2500) 2018年1月5日
さらに公務員や公的立場にある人たちにおいては、指摘の通り「公僕」的なイメージが強く、一般市民様に召し使える立場にあるんだという認識が前提となっているのだろうなあ、という気がする。
同時に、具体的な統計は取っていないし取れるはずも無いのだけど、この類のモンクレ的な存在は以前から一定確率で存在していたはず。それを過敏に受け止めることなく、法的、ルール的に問題が無いのなら「お前が思うのならそうなんだろう、お前の中ではな、な」でスルーしてしまうのが無難かなという気はする。
もっとも昨今ではそれをやると、ネットで騒いで自称有識者や知識人が賛同し、さらに報道が嗅ぎ付けて、さぞ悪い事であるかのように煽り立てるという構図があるのが問題だったりするんだよねえ......。いわゆるモラハラ的なものにも通じる所があるのだな。
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