ごめん。敢えて返信するね。
— 緒方恵美@25thAnniversary (@Megumi_Ogata) 2018年1月7日
いろいろな事情があるのは知っています。でもだからといって「対価なしでモノを享受して良い」ということにはならない。日本の業界も頑張って、何とかと努力している最中です。
あなたもその悔しさをバネに、自国の在り方を変える大人になっていって下さい。応援してるよ! https://t.co/oUJEIPvqpT
本当にそうなんです。正直、明らかに売り上げに影響出ています。このままだと違法サイトのせいで、漫画が世の中から無くなります...。(このツイートも偉い人に怒られそうだけど、、中の人減給されてもいいから声を大にして伝えたい) https://t.co/sXKtM68ksT
— 小学館「&フラワー」編集部公式 (@and_flower) 2018年1月6日
定期的にネタとして挙がってくる、いや挙げちゃいけないんだけど挙がってしまう、商業誌や同人誌を勝手にスキャニングしたり電子版のをコピーして、許可を受けずに無料ダウンロード配布する、違法ダウンロードサイト。商業誌はともかく同人誌は原作者の許諾の問題があるからダウンロードサイトは違法ではないとの主張もあるけど、二次的著作物としての著作権が生じるのだから、「違法ではない」とドヤ顔しているツイートに100万遍リプライをしようかなと思うぐらいの実情なのはさておくとして。
この類の話は直接因果関係の調査統計データが取りにくいのと、元々違法ダウンロードサイトで落としていた界隈が、それらのサイトが無くなった時に定価で商品を購入するほどのロイヤリティを持っているのかどうかという問題もあるのだけど(全部が全部購入層にはならないというのが当方の自論。ごく一部だろう。でも購入者が増えるのには違いない)。
いかなる理由があろうとも、違法・不当行為を正当化するすべはない。緊急避難も該当しない。自分が我慢できないから違法行為をするという主張は正当性が無い。
弱者に配慮せよという世の中の風潮の過度化にともない、いわゆるモラル・ハラスメントを悪用する筋、弱者ビジネス的な人たちが目に留まるけど。今件も筋としては似たようなものなのだろう。「事情があるから犯罪行為を許容せよ」「自分が欲しいけど手に入らないから罪を犯してでも手に入れることは正当化される」と堂々と主張するのが流行りなのかなあ、という感はある。
違法同人サイトがなくなったら地方民オタクは死んでしまう! オタク生活がままならなくなる! みたいなツイートが流れてきたんだけど「すげえ!ブラック企業の『正しく法を守ったら会社が潰れてしまう!」と同じ論法だ! と軽くテンションが上ってしまった
— 水無月あくあ (@aquaneko) 2018年1月6日
違法ダウンロードサイトに関してはまさにこの指摘の通り、ブラック企業における自己主張とさほど変わらない。違法行為・不当行為をしないと自分達の欲求が通らないから、それは正当化される、その主張のどこが悪いのだ、という。ああ、これ、以前のマジコン問題で袋叩きにされたのと同じパターンだ。犯罪者側が正義の棍棒を振り回し、自分達に反対する者をぶん殴る。
今件違法ダウンロードサイトの場合、正当化を主張する人たちに「そのサイトが有料だったら、それぞれの実売価格で提供していたら使った?」と聞いてみたい気がする。ああ、もっとダイレクトに。「違法ダウンロード」を肯定している人達は、厳密には「違法『無料』ダウンロード」を肯定しているのだよね? 正直に「タダで寄越せ」「無料で手に入れていたのに手段を封じるな、たとえ違法でも俺様に損をさせるな」と言及したらどうだろうか? 自分の主張の愚かさに気がつく人がどれだけいるかは分からないけれど。
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