自分が「完璧だ」と思う洋画や海外ドラマを見た後、「自分がこの脚本を5分増やせと云われたらどうするか」「キャラを一人減せと云われたら」「対象年齢を5歳下げろと云われたら」等々の思考実験を延々やってると、信じられない勢いで創作の基礎筋力がつきますよ。どんな世界も基礎トレ大事。
— 朝霧カフカ (@kafkaasagiri) 2018年1月7日
名作に触れた時にそのストーリー構成や描写に感動して深く心に刻むだけでなく、そこからさらに自分ならどうすればいいのかなと考え、色々と新たな世界線を構築したりする。説明されているように条件を新たに設定してその条件下で道筋を変更するというのはシンプルですぐに取りかかれそうな気がする。対象年齢を5歳下げろというのはちょっと難しいかもしれないけど、その方面で予備知識があれば色々と手立てがイメージできるのだろうな。
この指摘を受けて思い浮かぶのは、いわゆる二次創作ってのは創作能力を鍛える良いトレーニング方法なのだなということ。人気作品の世界観をベースとして色々と自分だけの世界を構築してショートストーリーやら同人誌を作ったり、短編や掛け合い漫才的なものとか描写されなかった部分を脳内想起して作ってツイートしたり。以前ネタとして見かけた、バッドエンドな選択とか報われなかった登場人物をハッピーにさせるシナリオを作って同人誌化するってのもよさそうだ。
まぁ、題材とする素材は「自分が「完璧だ」と思う洋画や海外ドラマ」に限らなくてもいいよね。自分の妄想力の引き金を引いてくれるものであれば何でもよい。もちろん元々の素材が優れていれば、その素材の良さを習得できる可能性が高まるので、その方がよいのには違いないけれど。
と考えると、同人誌を定期的に作っている人とか、二次創作的な小説やら短編を書いている人は、もの凄い訓練を続けているのだなあ......と考えると、感服することしきりだったりする。
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