オタクって1つのジャンルだけに執着して生きてるとその内何らかの事情(主に対人関係)で居辛くなるから3つくらいの沼で遊んで生きるのが楽しいし気楽だなってSNSが普及した最近特に思うようになった。趣味や習い事もそうかも。少なくとも私はそうだし、周りもそんな感じだからTLのジャンルが常に雑多
— 猫小路MAON (@vava0210) 2018年1月9日
卵を一つのかごに盛るなとかリスクマネジメントの考え方そのものではあるのだけど。自分が力をもりもり投入したくなる、生き甲斐的な趣味を一つに絞っていると、その趣味の中で色々とツラくなったり手がつけにくくなった時に、心にすっぽりと穴が開いた感じになる。趣味というとちょいと語弊があるかもしれないけど、先日言及した「仕事ばかりに注力していると、定年退職後に腑抜けになってしまう」「何も趣味を持たないと自宅に居場所がなくなる」と方向性は似ている。
で、趣味のお話は多分に人との関係が必要になってくるので、当然その対人関係でツライことも出てくる。それでも乗り越えればいいって話もあるだろうけど、そういうことができるとは限らない。むしろちょいと距離を置くのも大切。けれど距離を置いた時に他に趣味、自分の気持ちが安らげるような場所が無いと、魂の抜け殻モードに突入しかねない。なので、こちらがダメでもこちらへのリソースを増やせばいいさ、的なことができるよう、趣味は複数持った方がいい。
とはいえ、まったく別口の趣味をいくつも持つという器用さを備えている人もあまりいないはず。なので、メインの趣味と連動する、関わり合いのある趣味を持つことをお勧めする。鉄道ならば実物の写真を撮ったり愛でたりするのがメインなら、そこから鉄道模型とか鉄道の切手集めとか。料理を主の趣味とするのなら試食とか料理を形どった小物集めとか。メインの趣味をさらに奥深い探求へといざなうことになるし、ちょいと疲れて距離を置きたい時の退避場所としてもいいはずだ。
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