直下型地震での圧死を防ぐ「寝室のみ耐震補強」や「耐震ベッド」は一応の効果があるのでやむをえず予算がかけられない場合はありかも pic.twitter.com/bs4uH1rjDf
— tetsu (@metatetsu) 2018年1月16日
"経済的な理由で大がかりな耐震改修が出来ない場合に、家屋が倒壊しても一定の空間を確保することで命を守る装置として「耐震シェルター」があります。"
— tetsu (@metatetsu) 2018年1月16日
"都内25自治体で助成を実施しています"
4.耐震シェルターという方法|耐震化はなぜ必要?|東京都耐震ポータルサイト https://t.co/SpzpUcHDTv
阪神淡路大震災の日が先日やってきたこともあり、地震に絡んだお話が色々とソーシャルメディア上を飛び交っている。その中でも感心したのがこの寝室限定耐震補強や耐震ベッドという考え方(併せて耐震シェルターというところかな)。要は地震が発生した際に住宅内に居て初動への対応の中で、家自身がえらいことになっても、人間だけは助かるようにしようとしたもの。寝ている最中に地震が発生した場合、対応しきれずに本震で家がダメージを受けることも多分にあるため、この発想は非常に有意義だったりする。
戦闘艦の構造概念の一つとして重要防御区画(バイタルパート)の発想とか集中防御方式なるものがある。艦全体を分厚い装甲で包むとコストはかかるし重たすぎるし大きすぎてしまうので、艦橋とか機関部とか主砲といった超重要な部分だけ分厚い装甲で包むという方法論。この考えと今件の耐震シェルターは似ている。
とりあえず「いのちをだいじに」という観点では理にかなっている。1日の1/3ぐらいは寝ているのだから、睡眠中に大地震に遭遇する可能性は1/3もあるという計算になる。そう考えると、十分効果的な投資かもしれない。
また見方を変えると、家の中で地震が発生した場合、トイレやお風呂のような柱ががっつりとした場所に逃げ込むのがよいとされているけど、それらと同じような退避場所としても役立つ存在となるのかもしれないな。
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