DeNAの井納選手がネットに悪口を書き込んだ人を訴えたという記事。
— ヒデヨシ (@cook_hideyoshi) 2018年1月27日
書き込んだ人は
「軽い気持ちの書き込みがこんなことになるなんて...」
と、訴状を見て唖然としてるらしいけど、『匿名の悪口はノーリスクではない』ということはもっと広まった方がいいね。
本人に言えないことは書かないのが原則。
ツイッターでの書き込みは「つぶやき」と訳されているけれど実際に誰もいない場所での独り言なんてことはなく、不特定多数に向けた情報発信に他ならない。窓を閉め切った自室でパンツ一丁になっているのではなく、駅の待合室の椅子に座ってパンツ一丁になっているのと同じ。そのような状況で「軽い気持ちで」というのは常識的でないとの認識が必要となる。
確かにネットでの書き込みは非常にイージー。タイピングをするだけで、ワープロソフトに記事を打ち込んでいる感覚で入力できる。けどその入力した言葉は力を持ち、世に広まっていく。指摘もされているけど、本人に言えないことは書かない、体現化しない、脳内で留めるのが原則ではある。昔だったら「日記に書いておけ」でいいんだけどねえ。ワープロソフトに日記的に書き込むとなると、ソーシャルメディアでの書き込みと同じような感覚というか印象になるからねえ。
野球選手がネットで自分の奥さんを侮辱する書き込みした人を訴訟って記事にこの程度で大人気ないとかこの程度で訴訟されたらネットで気軽に発言できなくなるって言ってる人いて、あっやっぱ加害する側ってその程度の認識なんだな〜と思った
— 江川仮名子◎2/11コミティア-し34b (@karmax00) 2018年1月27日
気軽に発言できなくなる〜って、いやいや気軽に侮辱すんなや
他方今件の話では、こういう指摘もあり、こちらも色々と考えさせられた。殴る側は大して気にしない、記憶に留めない、軽い事だと思っているけど、殴られる側はその何倍もの重みを心に覚えている。軽い気持ちでってのは一回一回への経験を覚えていないから、何度となくやっている可能性もあるし、それがその人からだけという保証もない。
気軽に侮辱するなとはあるけど、むしろ、さらに、気軽に人を傷つけるな、というところなのかな、と思ったりはする。
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