そういえばちょっと前に、罵倒メッセ貰って筆を折った二次創作作家さんの話題を耳にしましたが、私も覚えてる限り四回くらい支部のメッセで受け取った事あります。中には一万字超えくらいの熱烈な罵詈雑言もあった。速効ブロックして終わりにしましたが、たった一回でも折れる人は折れるよなって思う。
— きゅーび (@9bee_16) 2018年1月28日
ネガティブな言葉ってびっくりするくらいパワーあるからなあ
— ものの腐ごりえ (@gorie666) 2018年1月29日
普通の生活の中で相手と今後も関係続くと思うと
めちゃくちゃ怒りくるってても
早々強い言葉で責めることって出来ないじゃないですか
匿名の人はそこをブチ破って突き進んでくるんだもんな
ネガティブな言葉にはパワーがある。生物の生存本能に影響するってのもあるけど、マイナスの意識の方が容易に方向性を定めやすいし力も強いものとなる。だからこそ、それを武器にして振りかざす時には、大きな攻撃力を持つようになる......けど同時にそれを握りしめる柄の部分にもまた鋭いとげが出てくるようになる。当然自分も傷つく。
さらに、その高い攻撃力で攻撃をすると、相手は大きなダメージを受けるので、相手との今後の関係が色々と危ういものとなる。それを考えると、怒りたいけど怒れない、やんわりとした言葉にしたり、黙ったりしてしまう。
ところが匿名の場合、そのような今後に関する気遣いは必要が無いから、平気で臨界点を突破した突進力を見せてくる。まぁ、「これは相手のためだから、相手によかれと思ってやってるんだ」という開き直りをして突っ込んでくる場合もあるけど(宗教の勧誘では良くある話)。
子供の頃親が私を車に置いて買い物に行って
— ものの腐ごりえ (@gorie666) 2018年1月29日
その車に暴走車が突っ込んできた事があるんだけど
何となく「歩行者や障害物があれば車は止まるもの」という
思い込みがあった自分はブレーキかける気配もなく突っ込んでくる車に
「エッ嘘マジで?来ちゃうの???」
みたいな気分になったような記憶ある
匿名罵倒は何となくあの車思い出す
— ものの腐ごりえ (@gorie666) 2018年1月29日
「ほええ~来ちゃうんだあ」ってあの感じ
普通なら踏み越えないだろってラインを超えてこられちゃうあの
普通に怖いよね
遮断一択だな
ちなみに当て逃げでその車は逃げ
自分は打撲くらったけど
一ヶ月通院するくらいですみました
で、指摘されている話とか例を読み返すと、確かにネガティブな言葉で殴って一撃離脱するような、しかもその後にその人との関係を気にしなくてもよいような状況ならば、匿名でぼかすかとネガティブな言葉を使いやすいってのも理解はできる。RPGならば後々まで深い関係になるわけでもない、エンカウントしたモンスターには倒すまで殴りまくりができるけど、一緒に冒険を続けているキャラクタが何らかのトラブルで一時的に敵同士になったり、さらにはパーティー内に居る状態で刃を向けねばならなくなったとき、思う存分叩けるだろうかというもの(信頼度的なパラメータが下がるとかいうゲーム的な危険性も併せ)。
ネットで意思疎通がしやすくなったという事は、逆に言うと普段あまり関係の無い相手にも意思疎通ができることを意味する。自分とつながりが無い人に対してなら、思う存分ネガティブな言葉をぶつけられるよね、的な。その人が仮に隣に住んでいたら、それを互いに知っていたら、そういうことは出来ないよね。
ただ、例えばヤフー記事のコメントを見ていると、FacebookやらYahoo!IDとのつながりがあるにも関わらず、何の支障も無くネガティブな言葉を嵐のように浴びせる界隈が少なからずいる。あれってよくある、テレビへの愚痴と同じ感覚でやっているのだろうし、何か問題があったら自分に責が及ぶとの認識も無いのだろうなぁ、と。習っていないから知らないよ、常識で考えることもしてないよ、というところなのだろう。
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