共同通信の正式見解はいまだなく、あれが通常の様式で今後も続けるのだろうなと思うと

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先日の共同通信社によるやらかしについては、未だに正式な形での問題意識の表明や事実確認や改善策の模索の類の話は聞かれない。要はあれが共同通信にとってはいつものことであり正しい様式であり今後も続けるよの、暗なる意思表示なのだろう。商品に関して問題があれば生産ラインを止めるなどしてどこが問題だったかを精査し、その問題を解決し、その過程をしっかりと公開して今後同じようなことがないようにする。それができない、しないということは、自分達のしている事に間違いは無いとの認識だと判断されても仕方が無い。

先日の「無敵艦隊」の訳についてもいまだに理解できるような反応は無い。上に二つほど挙げていたけど、時間をかけて精査すれば似たような事案はいくらでも出てくるはずだ。今回はたまたま大規模で、あまりにもあからさまだったから容易に多くの人に広まり突っ込まれたまでの話。


まぁ、共同通信に限らず、報道界隈ってのは得てしてこんなものであり、社会正義がどうとか絶対権威的なものだとか、お貴族様的な存在では決してないってのは昔も今も変わらない。今はそういうものが可視化され、容易に確認できるようになったまでの話。白昼にさらされるというところかな。


今回の件に関しては、報道機関の中にいる人達の品質も改めて問われる形になっている。これも以前から何度となく指摘されてはいるけど、このレベルの人達がやっている仕事なら、内容もこんなレベルなのだろうなあということ。まだ普段のあれこれが関係ない方面のならともかく、仕事と同じ領域、さらには仕事とリンクしていることでの話で、さらに仕事のツールを使って仕事の結果として出しているようなものだからねえ。


まぁ、色々と今件では今件事象そのものだけでなく、体質的にアウトなんじゃないかという状況が指摘され、恐らくはそれは間違っていないのだろうし、さらにそれを改めるような気配が無いというのも正しいのだろう。何しろ以前から確認されているだけでも似たようなことは山ほどあり、確認できない、すぐには見つけ出せないやらかしも多数あるのだろうから。

経年劣化というか流れぬ湖は腐敗するとか、歯止めなき力は正邪の別なく暴走するとか...組織論的には典型的な腐敗構造の成れの果て、だよね。

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このページは、不破雷蔵が2018年1月30日 07:58に書いた記事です。

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