セブン-イレブンが小鉢惣菜の販売を開始

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今回は、一般に「副菜」と呼ばれる惣菜を、容器を統一してシリーズで発売いたします。欲しい惣菜を欲しいときに欲しいだけ、手軽に使っていただける商品として様々なお客様のニーズを想定しております。味についても、セブン‐イレブンの専用工場であるべき調理工程に基づき毎日製造し、やさしい「家庭の味」を再現しました。

プレスリリースに「共働き世帯の増加や世帯当たり人員の減少など、社会環境の変化に伴い、日常の食卓に多くの品目を揃えることは難しくなっています」と堂々と書かれているあたり、セブン側は内部データでその辺りの実情を自社の販売データからがっつりと裏付けできているのだろうなあということを想いながら。

この類の総菜の需要は大きいし、現状のではちょいと多すぎる、一度では食べ切れない場合が多いってのもあるから、この切り口は面白い。

他方、この類の商品のハードルは、容器や運送などのコストの点で、どうしてもコストパフォーマンスが悪くなってしまうこと。案の定今件商品も1つ200円ぐらいとなり、サイズ的には需要を満たしても、コスト的には今二つなものとなってしまう。

個人的には冷凍食品で盛況を博している、切手シートのように切り取り線に沿って切り、複数に分割できるタイプの容器で提供することによって、コスパの悪さをクリアするしかないのだろうなあと考えている。でもそうすると、保存性が問題になるから......やはり冷凍食品の方が割りがよいのだろうなあ。総菜屋さんみたいに自分で色々とチョイスとなると、それはもうコンビニでは無くなってしまうし。

難しいところではある。

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このページは、不破雷蔵が2018年2月20日 06:44に書いた記事です。

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