2017年の音楽配信の46%はストリーミング

| コメント(0)


日本レコード協会が発表した2017年の音楽関連のデータ。今リリースでは音楽配信の売り上げ実績のみだけど、実は物理媒体のデータも同時に発表されている。

で、音楽配信に限ると、ストリーミングが46%、ダウンロードが47%。ほぼ同率にまでストリーミングが成長している。手元にデータを残しておきたいという人の需要が減って、聴きたい時に聴ければいいやとの考えが増えてきたのか、それともダウンロードをしてまで聴きたい、残しておきたいとする曲の数が減ってきたのか、そこまでは内情を精査しないと分からないけど。


こちらが音楽配信と物理媒体(オーディオレコード、音楽ビデオ)を合わせた音楽販売実績。2017年部分を見れば分かるけど、音楽配信は順調に増えている。けど、物理媒体の売上の減少がそれ以上で、音楽の売上全体としては減少中。米国では音楽配信のセールスが堅調で、物理媒体の減退分を補って余りある状態となっているとの話も聞いたけど、日本ではまだ先の話のようだ...っていうか、日本でそのような状態になるのか否か、ちょいと不安ではある。相当先になるのだろうな、というのが当方の予想。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2018年2月23日 06:52に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「人手不足感は大企業の方が大きい」です。

次の記事は「フリマアプリのトラブルが急増中」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30