【災害支援で避けたほうがよいもの】
— 井上リサ☆只見川紀行・冬 (@JPN_LISA) 2018年2月7日
①野良ボラ
②訳のわからない市民団体やNPOへのカンパ
③特定のイデオロギーを掲げる団体への協力
(例えば、東日本大震災でよく見かけた「反◯◯」系など)
④支援者側が主役となる様な復興イベントへの参加
(「◯◯で癒そう」「寄り添おう」系)
先日の台湾大地震に絡み、早くも色々と怪しげな動きを見せるグループやら、「善意だから」という思惑で広まりやすいのを悪用した流言やらが確認できるので、改めてチェックをということで。もういくつか足すことができるような気もするけど、ともあれこの4つは先の震災やら九州での地震やら大型災害では沸いてくるものだったりする。
まぁ昔は「そんなこともあったよね」というぼんやりした記憶の中に残される程度だったけど、今はネット上でその策謀が掘り起こせるからねえ。怪しげな界隈はすぐに過去の事例を検証されてしまうものだ。
①の場合、何も出来ない素人集団が災害地に押しかけても現場は迷惑するだけで支援にはならない。
— 井上リサ☆只見川紀行・冬 (@JPN_LISA) 2018年2月7日
②の場合、カンパしたお金が全額被災者に届けられるとは限らない。中には団体構成員の飲み食い、交通費に消える場合もある。
— 井上リサ☆只見川紀行・冬 (@JPN_LISA) 2018年2月7日
③の場合、団体が掲げる思想信条に賛同する被災者と、そうではない被災者が、支援の対象として団体から選別される。また、何かを批判するための道具として「弱者」という当事者性を搾取されたり、「広告塔」として利用されたりする。
— 井上リサ☆只見川紀行・冬 (@JPN_LISA) 2018年2月7日
④の場合、「被災者支援」「復興支援」とは名ばかりで、実際には火事場泥棒の芸術家、文化人、言論人、研究者、コンサルなどが被災地に押しかけ、被災地が彼らの「表現」や「研究」の場として利用され、搾取される。
— 井上リサ☆只見川紀行・冬 (@JPN_LISA) 2018年2月7日
世の中が大きく揺らぐ時には、そのゆらぎを悪用するやからが出てくる。軸が定まらない時に横から力を加えて傾かせるってのは、洗脳のパターンでもある。あくどい人たちはそれを知った上で、時にはそれを意図せずに無意識のうちに成していく。一番たちが悪いのは、自分達の所業をまったくの正義であるとして疑わず、実害を作りまくっていくパターン。
まぁ、そういうことをする類は得てして過去に「実績」があるもの。ソーシャルメディア経由で色々と情報が入ってきたら、うのみにせずに精査を忘れずに。一番無難なのは公的機関への現金投入。こういう時のためにお金ってのは存在するのだからね。
「それだと自分の支援の気持ちが収まらない」という意見もあるかもしれない。でも、そう考えた時点で本末転倒であることに気がつこう。
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