フィンランドの街には空き瓶や空き缶、空きペットボトルが落ちてないのだが、これは実はPantti(ぱんってぃ)というシステムのため。缶や瓶を専用マシンに返還すると10〜30セントのお金が戻ってくるのでみんなポイ捨てしないし、たとえ捨てたとしても小銭を稼ぎたい人が拾うので道端にはゼロ。画期的。
— mino (@minotonefinland) 2018年1月31日
(名前についてはそっとしておいてあげて...。)このシステムのために、基本的にみんな空き缶や空き瓶はある程度溜めてから専用マシンに持って行く家庭が多い。空き缶返しただけで一気に10ユーロとか手に入ると嬉しいし、その場で現金かスーパーなどの同額の割引券にしてもらえる。
— mino (@minotonefinland) 2018年1月31日
世の中を動かそうとするのなら、利を与えるのが一番シンプルで明快なお話。北風と太陽みたいな感じでもある。で、説明されている方式ならば、確かにゴミがお金に変わったようなものなので、皆が積極的に拾うのは当然のお話。ゴミ回収の業者を雇って定期的に巡回させるってのとどちらがコストがかからないかな、と考えると難しいお話ではあるけど、環境美化の観点ではこちらの方がよさそう。
容器が金券に変身!フィンランドのお得なリサイクル文化 https://t.co/Yk8ONjDskh
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年2月1日
PANTTI https://t.co/JwcM2UdZ6z @YouTubeさんから
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年2月1日
一応事実確認を。リサイクルに協力してくれたからそのお駄賃をあげるね、という感じなのだろうか。
ちなみにペットボトルの換金的回収は大手小売店でも実施しています。本数に応じた、そのお店での割引チケットがもらえるものが多いですね。 pic.twitter.com/SRXNEJHqo0
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年2月1日
()デポジットは昔から日本でもやられていたものです。
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2018年2月1日
過剰なコスト競争で少なくなってしまいましたが(悲しみ
実のところこの仕組み、企業単位では日本でも導入されていたりする。指摘の通りコスト問題で大手以外は出来なくなってしまったけど。そして企業単位で仕組みも違う。当方の知っているところは、そのお店の割引券がもらえる、カードと連動しているという感じだった。
この辺りも例えば国が統括して規格を作り、各企業がその規格に基づいてシステムを提供するというのはありなのだろう。ただ、それをやろうとすると「コストがもったいないからダメだ」とか「天下りが云々」というご意見が出てくるのは必至だったりする。例えばコンビニにも導入できるような、自販機タイプのを作って設置するってのは、悪くないとは思うのだけどねえ......。
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