夫婦別姓選択制の是非を問う調査

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内閣府は10日、「家族の法制に関する世論調査」の結果を発表した。選択的夫婦別姓制度の導入について、「法律を改正しても構わない」と容認する意見は42.5%だった。今回調査から18、19歳が加わって対象範囲が若干異なるものの、2012年の前回調査に比べて7.0ポイント増加した。「改正の必要はない」との反対意見は同7.1ポイント減の29.3%だった。

内閣府の定点観測調査の一つ、夫婦別姓を選択できるようにすべきか否かという調査のお話。報道関連にリリースが出たということは、ネット上に公開されるのは火曜日以降になるかな。詳細なデータが開示されるのはさらにその後になりそうだけど。前回調査が2012年分だったので随分と間が開いているけど、本家サイトでは関連する記事がいくつかあるので、調整の意味も併せて仕切り直しの形で、最新のデータを反映させて記事にする予定。

で、報じられている内容の限りでは、別姓選択式にしてもいいんじゃないの、的な意見が増えているのこと。ただこの辺りは書き手が自分の意に合うものを抽出している可能性が高い(「報道」のあとで一次ソースを確認するとその類のばかり)ので、まぁ、まだ何とも。経年変化の動向とか誤差領域か否かってのもあるからねえ。

今件はあくまでも選択肢を増やすまでの話。必ず別姓にしなきゃいけないってわけじゃない。他方、他の法律との絡みとか、子供はどちらの姓になるのかなとか、気になるところは多い。そういう選択肢があるのだよ、ということになったとしても、子供がそれを認識できるか否か。難しいところではある。

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このページは、不破雷蔵が2018年2月11日 06:43に書いた記事です。

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