「アマゾンをかたる怪しい感謝状が届いた」警告ツイートが話題 アマゾンは送付を否定 | 2018/2/11(日) - Yahoo!ニュース https://t.co/EIPiN15qye @YahooNewsTopics
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年2月11日
結論からいえばツイートそのものは公開しなかった方がよかったのだろうし、ツイートした本人のフェイクである可能性もゼロではないのだけど。可能性としては「本当に純粋な感謝の気持ち」「犯罪などの下調べ」の可能性がある。後者の場合は以前【情報を取得するためのトラップの一つ「意味不明の文字の羅列」】などで紹介した話と同じ。ネット上のデータで実データと紐づけして、価値を見出させようとするもの。
今件が不特定多数に向けて送られてきたのなら、個別な事案である事を特定させるようなナンバーなり文字列なりバーコードなりはネットに挙げてはいけない。それで個々のデータをリンクさせられてしまう。
昔は確かにグーグルなどで優良顧客に対し、こんな感じの文面とちょっとしたデザインアイテム(ボールペンとか消しゴムなどの文具)を贈ってくるというのもあっただけに、これもそういうものなのかなとも考えたのだけど。贈り元を偽っている時点でそれも無い。
ともあれこの類は自前でこっそりとおおもとに連絡を入れた上で、ダイナミックに破棄するのが一番無難。ネットに挙げればそれなりに注目はされるかもしれないけど、その分リスクも上乗せされることになる。というより、贈り主が分からないギフトは基本的に送り返すのが当たり前ではあるのだけど。
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