広報そのものというか、新刊発売の情報拡散はフォロアーの多い著者にも役割があるとしても、拡散するためのランディングページを用意するとこまでは出版社側の仕事なんじゃないかなーと。書店の総床面積がどんどん減ってるんだからそこいらの施策はしっかりやらないと目に見えて売上げ減るよ。
— Jun Tajima (@JunTajima) 2018年2月15日
先日の【「いいね」と思ったら速攻で購入プロセスに。そうでなければ流れていく】に連なるお話。ネットの普及で情報がけた違いに増えたため、次から次へと流しそうめん的に流れていくのだから、よいモノを見かけたらすぐにその場で取れるような仕組みが必要。例えとしては、回転寿司みたいなものでもいいかな。よいと思った人にその場で即時手に取れるような仕組みが欠かせない。で、ないと、すぐに次の情報に押し出されてしまう。
だから本当は、電子書籍が即時買えるようなのが一番。「あ、面白そう」「購入ボタンぽちり」「早速読み始めよう」という流れ。
ところが出版社界隈では、この需要というか購入性向がよく分かっていないケースが多い。少なくとも指摘されている通り、ネットで告知をするのなら、購入させる、最低限でも購入の手続きを行わせるようなページが必要。そうで無いと皆が皆、アマゾンに直接リンクを張ってしまうし、アマゾンに登録がされていないと告知の意味がほとんど無くなっちゃうよということになる。
ランディングページがないと周知が弱いよ、って話を理解してるところが意外と少ないんですよね......。色々出版社にお話してはいるのですが。
— Munechika Nishida (@mnishi41) 2018年2月15日
大きな出版社はもうそういう今時の広報施策の専門家を中に一人ぐらい置くべきなんだろうと思うんですけどねえ。
— Jun Tajima (@JunTajima) 2018年2月15日
まったくおっしゃるとおりで。それを編集部側でやろうとしたりするから......
— Munechika Nishida (@mnishi41) 2018年2月15日
現場が強すぎるんですよね日本の出版社は。それがこれまで本のクオリティを支えていた面がある一方で、今のような大きな変革期には裏目に出ているところがある。
— Jun Tajima (@JunTajima) 2018年2月15日
大体指摘の通りで、旧来の常識を持つ人の権限が強く、その体制で新しい環境にごり押しをしようとしているから頭を抱える事態になるし、丸投げをした上で権限も与えないという形になる。まぁ、いわゆる老が、もといロートル問題ではある。
無論すべてがすべてでは無いのだけど、時代の変化への対応をさぼっていると、アマゾンなどの他社にプラットフォームを奪われるよ、と。上記のランディングページにしても、アマゾンでは作者ページを提供しているってのもあるし、ねえ。
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