【やじうまPC Watch】米国でCD/レコードの売上げがダウンロード販売を上回る - PC Watch https://t.co/KvPKOzlcqR
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年3月23日
記事タイトルを見た時に首を傾げてしまったのは当方だけでは無いはず。いったい何が起きたんだ? 物理メディアの復権来たり?? と思って内容を確認したら、デジタル系の中でストリーミングがもりもり伸びてダウンロード販売がシェアを食われる形で落ち、物理系は元々一定の利用客がいるため、結果として物理系がダウンロードを上回る形となったまでの話。タイトルに間違いは無いけれど、誤解を受けやすい。「デジタル系のうち」辺りを加えないと、今の報道マスコミと同じように魂を悪魔に売り渡してしまうよ、と。
RIAAの資料はそれなりに詳しいので記事にしてもいいのだけど、数年前まで日本レコード協会の白書で添付掲載されていた世界全体の動向じゃなく、アメリカ合衆国の動向のみなので、本家サイトの記事としては書き連ねにくいのは否定できないのだな。
RIAA Releases 2017 Year-End Music Industry Revenue Report https://t.co/AYkAFldjGX RIAAの一次資料。ストリーミングがもりもり伸びる。2017年の売上は57億ドル。 pic.twitter.com/IDh5UEkgLu
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年3月23日
サブスクリプション形式の売上も伸びる。2017年では40.92億ドル。 pic.twitter.com/m0ekHjWs2G
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年3月23日
興味深いのは形式別の売上。ダウンロードタイプが落ちて、ストリーミングが増えてるのですね。 pic.twitter.com/NXl6TVl78S
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年3月23日
物理媒体もどんどん売上は減退中。単位は100万ドル。左から2016年分、2017年分、年間差異。CDは前年比で数量が10.3%減、売上は6.5%減。レコードは前年比でプラスですが、これは多分誤差領域。 pic.twitter.com/4pxEdSZxrT
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年3月23日
まぁ、良い機会なので目についたグラフをいくつか抽出。音楽も手元に残しておきたいという需要がどんどん好きな時に聴ければいいやという形で、ストリーミングに食われている感がある。どうしても残したいのならデータとしてではなく、物理媒体として残しておきたいというのもあるのかなあ、と。ただ、それにしてはCDの売上も落ちてるのだよね。レコードは誤差領域かな。プレイヤーの調達からして大変だもの。
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