対数とか指数とか統計とか、詳しく知る必要は無いけれど、概念ぐらいは把握しておいた方がいい

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学問に関わる話で、実生活で必要としなかったから別に勉強する理由など無いし、時間の無駄だよね、という話はよく聞く。結果として必要としない生活しか歩めなかったまでの話でしかないし(生存者バイアスみたいなもの)、あるいは必要とする場があったにも関わらず知らなかったので選択できなかった、または選択の際に使われていることに気がつかなかっただけかもしれない。

震災後の放射線関連の話では特にそれが明確な形で出ている。まぁ、ぶっちゃけると、知らなくてもその場で覚えればよいまでの話。知っておくべきだ、知らなかったのかい? と尋ねられる、気がつかされる機会はいくらでもある。


放射線関連に限らず、日常生活においても対数やら指数やら統計やら確率やらが、判断材料に深く関係するケースは多々ある。知っているのと知らないのとでは、雲泥の差が生じるってのは結構見受けられる。

これらの知識、概念は詳しく習得する必要は無い。それはさすがに無茶ぶりだから。あくまでも概念レベルでかまわない。こういう仕組みになっていて、世の中にはこんな考え方があるんだな、的なもので十分。その概念さえ頭に入れておけば、類似の事例に遭遇した際に、その考え方を用いて対応できるし、必要ならばそれをきっかけにして、さらに調べを進めることもできる。

だけど、知らなきゃそれまで。

どちらを選ぶのかもまた、個人の自由ではあるのだけど。

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このページは、不破雷蔵が2018年3月 6日 07:09に書いた記事です。

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