steamで配信始まってから実況してやるからレビューしてやるから無償でくれよっていうメールが山のように届いて精神的に非常に疲弊している...... 個人の製作者さんはみんな大変ですね みんなこんな苦労を背負っていたのか......
— ぽろり (@poroi) 2018年3月8日
steamに限らず投稿による商品としての販売が容易になったことで、この類の話は結構よく見聞きする。キンドル本などに関してただでお寄越し、レビューしてつかわす的なものとかね。これって先日紹介した、紹介するからタダで泊まらせろと強要したユーチューバーの話とか、さらには宣伝するから廉価で・ただでやってくれと仕事を投げてくる筋合いと同じような気がする。
告知効果の高そうな人に商品を無料で送付し、送付状に「使っているよとアピールするとか、世に知らしめてくれると嬉しいな」的な雰囲気を匂わせるのは昔からよく行われていた話。例えばゲームメーカーとか専門誌の新刊が出た時に、ゲームが好きそうな有名人、有識者のリストを用意しておいて、そこに一斉に送付するとか、ね。口コミが大切なのは分かっているので、その呼び水としての試供品というわけだ。
ただこれって、作り手側の意図としての送付であり、受け手側が求める構図ではない。それを「宣伝してやるから商品タダで寄越せ」とドヤ顔で恐喝するってのは、おかしな話ではあるのだけど。
「お客様は神様です」も「子供のする事ですから」も、語る側のポジションを違えて都合の良いように解釈する向きがある。「お客様は神様です」はお客が自己主張のために語るものじゃないし、「子供のする事ですから」は子供自身や子供の保護者が自己弁護のために用いる言い回しじゃない。
その使い方はおかしい、正当性が無い。そうツッコミ返せるのが当たり前の世の中になってほしいものではある。
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