虚栄の掟―ゲーム・デザイナー (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書) (新書) 佐藤 大輔 (著) https://t.co/sCgEFGGUF5 確かに高騰。Keepaの限りでは2017年に入るまでは500~1000円で推移していたのですが...... pic.twitter.com/R4hTkpNcoW
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年3月10日
先日の「皇国の守護者」絡みで佐藤大輔先生関連の書籍にスポットライトが当たった関係で。パソコンゲーム全盛時代の業界の策謀劇...というと大げさだけど、メーカー内部の権力争いというかパワーゲームというかゲームデザイン周りのあれこれを描いた、非戦記もののお話。どろどろとした人間関係と、奇妙にリアルでウソっぽい業界内部の話がいい味を出している。
個人的には優れた作品だと評価できるのだけど、賛否は両論。しかもアプリゲーム全盛の今では話が通じない部分も多く、再販は難しいだろうなあ、という気はする。そのせいもあってか、古本としての価格が骨とう品レベルに。ちょっと前までは数百円程度だったのだけど。
平壌クーデター作戦 静かなる朝のために https://t.co/qJ8zPUmzJY 佐藤氏の単刊完結作としてはこちらも有名。ライトノベル感あふれる近未来ifもの。でも価格は1円から、ということはウケがあまり良く無かったっぽい pic.twitter.com/t8kSqzwJZc
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年3月10日
こちらは軍事ifだけど、多分にラノベ感のある、軽いタッチの単刊完結本。タイトルのままの内容。ただ北朝鮮内部の状況は当時の一般報道などをベースとせざるを得なかったのかな、さほど詳しくはない。だからこそノリノリ的な流れにしたのだろう。佐藤氏のエルフ云々の話に近い雰囲気。
遙かなる星1 パックス・アメリカーナ (ハヤカワ文庫JA) 文庫 https://t.co/fntcOtAFQw アマゾンでも確認した。発売は3/23 pic.twitter.com/o2ciKykduv
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年3月5日
遙かなる星 2: この悪しき世界 (ハヤカワ文庫JA) 文庫 https://t.co/UrXaFYZpQ2 アマゾンでは第二巻も。4/18発売。 pic.twitter.com/EMXnRRZNRy
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年3月5日
遙かなる星1 パックス・アメリカーナ (ハヤカワ文庫JA) https://t.co/VpANZiEdxq 2巻はまだですが1巻の書影が出た。3/20発売。 pic.twitter.com/skY2WSBqIX
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年3月10日
で、本題の「遙かなる星」。今朝がたに第一巻の書影が確認された。三巻まで出て未完となってしまった、近未来SF・宇宙開発モノ。佐藤節がもりもりあふれる内容で、かつネタ的な話もあちこちにちりばめられている。この後どうなるんだろうなあと思っていたのだけど、続きは永遠に読めなくなってしまったのが残念。米ソが核を投げ合ってソ連がなんとか残って、米国の代わりに日本が対峙するってのはありがちだけど、その日本が宇宙開発に臨むって方向性は面白い。
復刊とあるので第三刊までは出るのだろうけど、短編で描き下ろし云々ってのは望めない。元々のを持っているから改めて買う必要は無いのだけど......どうしようかな。
コメントする