平成29年における少年非行、児童虐待及び子供の性被害の状況について(警察庁) https://t.co/aOnJPi8grT 少年(19歳以下)非行・刑法犯少年は検挙人員数、刑法犯少年数、刑法犯全体に占める少年比率、対人口比すべてにおいて減少。 pic.twitter.com/2PKVZZ4DjI
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年3月13日
先日警察庁から発表された2017年における少年犯罪に関する統計資料。要は19歳以下がやらかした犯罪に関わるお話。定期的に「少年犯罪は凶暴化して数も増えてる」「数は減ってるかもしれないけど人口比では増えている」という話が出てくるけど、統計では確実に減っている。減っているからこそ、一つ一つの犯罪が目立つようになって詳細が伝えられるようになり、記憶に残りやすくなるので増えているように感じてしまうのだな。
種類別では凶暴犯・粗暴犯・窃盗犯・風俗犯はいずれも絶対数・対人口比で減少(風俗犯は対人口比で変わらず)。知能犯は増加。 pic.twitter.com/jQqjNfogPF
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年3月13日
知能犯の中身としては詐欺、横領が増加。振り込め詐欺も増加。 pic.twitter.com/8ZHAdbMCpN
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年3月13日
種類別で増えているのは知能犯ぐらい。で、内容はといえば詐欺や横領が増加。振り込め詐欺も増加。手法が多様化してハードルが低くなったから、やりやすくなったのだろうなあ、という感はある。
一方で取り上げはしなかったけど報告書には少年が被害にあった犯罪についても記されている。こちらはあまり言及したくないような状況。報告しやすくなったからってのもあるのだろうけど、結構増えているんだよねえ......。まぁ、その辺も併せ、専門家の方に分析はお任せしたいところではある。
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