人間ドックの費用(国税庁) https://t.co/009k6sBaPM
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年3月13日
「いわゆる人間ドックその他の健康診断は疾病の治療を伴うものではないので、その人間ドック等の費用は、医療費控除の対象とはなりません」 pic.twitter.com/ru4v7FmUky
確定申告の通常申告期間締切が間近に迫っているということもあり、コブラのコラが乱舞したり書類が足りないという絶叫が出てきたりプリントアウトでミスしたという話があったりなど、阿鼻叫喚な感がある。まぁ、期限を過ぎてもちょいとしたペナを許容できれば別にいいんだけど。
で、そのようなあれこれの中で、人間ドックをはじめとした健康診断の費用が医療費控除に当たらないという愚痴があった。一応確認のために国税庁のサイトでチェックをしたところ、その通りとのお話が。要は医療のための費用の控除であり、予防措置的なものは医療には当たらないという考えで良いのだろう。だからこそ、健康診断の結果として疾患が発見されて治療にシフトした場合は、その健康診断の費用も対象に含まれることになる。
つまり、とにかく人間ドックなどの健診は受けろ、何も無ければ控除対象にはならないけど健康で良かったね。何か見つかって治療しなきゃならなくなったら、その治療費はもちろん、それを見つけた健診もまた、控除対象になるよ、と。
「検査漬け」を防止するために、編み出された運用ですね。
— s_exp_lilac (@s_exp_lilac) 2018年3月13日
これは指摘の通り、検査べったりにならないようなための施策ではある。まぁ、理不尽だってのは分かるのだよ。病気の治療は控除だけど、病気にならないためのチェックは控除外ってのも変な気はする。ただ、悪用する筋があるので、こうせざるを得ない。
まぁ、例えば、年に数千円までは特定検診や人間ドックに投じたコストは医療費控除にするという上限枠を設けた上での控除設定ってのは、決して悪くはない気もするのだけどね。その分税制が面倒くさくなるのは仕方ないけど。
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