紙の本ならではの良さ、所持している電子書籍を自由に手軽に紙の本として印刷できれば各々満足できそうなのだけれど、それは出来ない相談なのでしょう
— maja (@majaYLucientes) 2018年3月16日
これ、やはり製本がネックなんだけど、それだけなのですよ。
— 碌星らせん (@dddrill) 2018年3月16日
かなり真面目な話、「数百ページの紙を読みやすく手軽に綴じる方法」さえ開発すれば、世の中変わると思う
これは以前にも本屋さんの生き残り術とかコンビニの多目的プリンタの活用性の話として取り上げたり、キンコーズのプリンタをもっと色々できないかなあと考えたものの話の派生的なお話。というか軸としては結局のところ同じなんだろうな、と。
電子書籍の現状はデータそのものの取得権では無く、閲覧権でしかない。プラットフォームが滅んだらそれでオシマイ。図書館に入れる権利と、特定の本を手に取って読んで借りられる権利を買っただけ。本屋さんでその本を買って手元に置いて本棚にしまえる権利じゃないんだな。PDFなどでダウンロードできるタイプなら、本屋さんでの本の購入に近いものがあるのだけど、コピー対策などを考えると現状ではほとんど無理。
で、手元に読めるデジタルデータがある、普通は文書をプリンタでもりもり出力したり、年賀状をプリントアウトできるのだから、電子書籍も似たように出来てもいいよね、と考えるのは人のさが。ただ実際には指摘されている通り、製本の問題があってなかなか難しい。同人誌のような薄い本ならともかく。そして薄い本の場合、わざわざ出力しなくてもいいよね、ということになる(当方は公的機関の報告書とかレポートで同じ感を覚えている)。
「数百ページの紙を読みやすく手軽に綴じる方法」。恐らくはコロンブスの卵的な発想で、突然革命的な発展が生じるような気がする。あるいは3Dプリンターの加速度的な普及と似たような構図。ただ現状で問題なのは、それが仮に技術上ではクリアできたとしても、現状の電子書籍の販売スタイルである「閲覧許可権のみの販売」で、手元に物理的な形で残るような出力が許容されるのか否か。難しい。
ゆでたまごさんが、「媒体がネットに移ったから見開きを少なくして電子書籍媒体で読みやすくした」という旨のことを述べていて、対応力とか柔軟性は年齢と関係ないよなあと感心した。確かに昔の漫画ってkindleとかで読みにくいときあるんだよな。当然なんだけど。
— 景山太郎 (@john_monocolor) 2018年3月15日
電子書籍には電子書籍の、紙媒体には紙媒体の読まれ方がある。それに伴い、書き方も変わっていく。異なる媒体向けの作品が違う媒体として出力されると、そこにも問題が出てくるのだろうなあ、と思ったりもする。まぁ現状でも紙媒体向けの作品が電子版として展開され、ちょいと読み難くなるけどアウトじゃないってところを見るに、そこまで気に掛ける必要は無いのだろうけど。無論、考えた上で創作した方が、ウケはいいのだろうけどね。
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