アマゾンのお試し読み、縦スクロールだけじゃなく、サムネイルの一覧もできないかなあ、と。ぱっと見でその描き手の質がある程度分かるのに...登場人物がほとんど正面を向いたままだと別方向の頭の描写が苦手なんだな、とか。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年3月14日
これ、例えばpixivで作品一覧を見ても、それとなく分かる場合もあります。ただ作品一覧の場合は扉が並ぶので、似たようなポーズになるのは仕方が無いので要注意ですが(横を向いた主人公が表紙ってのは考えにくいので)
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年3月14日
最近ツイッターで紹介されてちょいといいなぁということでブックマークをしていたら、巡回リストのウェブ漫画系ブックマークがもりもり増えている。それはそれでいいのだけど、最近困った、というかこういう機能があるといいなぁと感じているのが、この引用したお話。
アマゾンでの試し読みが好例なのだけど、そしてシステム上はこの構図の方が作りやすいのはよく分かるのだけど、試し読みの類は得てして縦スクロールで逐次見ていくことになる。その場合、個々のページはよく分かるのだけど、一覧的なものが見難い。確かに細かい部分の描写とか雰囲気はこの方がよく把握できるけど、全体的な感覚ってのはこれでは捉えにくい。紙媒体ならぱらぱら読みに近い感覚ができない。
当方は色々なカテゴリ分けした画像フォルダを精査する際に、少し大きめのサムネイル表示をさせてざっと見して、チェックをしていくという方法をとることもある(単純にファイル名や更新日から精査する際は詳細一覧に表示を切り替えるけど)。それと同じ表示方法ができないかな、と。
漫画の作品としての善し悪しを精査する際は、原作の品質もさることながら、漫画家の描き方の質を見極める必要がある(既知の先生ならともかく)。その際の、人物描写の上手い下手を見極める簡単な方法の一つに、人の描写があるんだな。具体的には人の描かれ方が自然か否か。
セリフ回しが楽しい、それが好きってのなら話は別だけど、そうでもない限り、常に顔が真正面を向いたままでドアップで、しかも表情にあまり変化が無いというものは、第一印象がよくてもすぐに飽きが来る。印象的に違和感を覚えてしまうから。頭の中で映像として再生して楽しむ際にも、描写が自然なものか否かってのは、大きな要素となる。この辺は映像作品や写真のアングル、演出と同じようなお話になる。
まぁ、どのような精査方法をするかってのは人の自由ではあるのだけど。こういう方法もあるし、それを成すための仕組みがあると嬉しいなあ、という多分なたわごと。でも結構役立つ方法論ではあるのだよ。サムネイルで見ると、ほとんど人物の顔が真正面を向いたままって作品、少なからずあるからねえ。そういう演出ならば、それはそれで楽しめるけど。
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