某所のセクハラ防止ポスターで「容姿をネタにして何が悪いの?コミュニケーションのつもりだったのに」という文言がありましたが、これは本当によく聞く間違いですね。
— KGN (@KGN_works) 2018年3月27日
× 女性とコミュニケーションできるネタ
○ 君のようなコミュ障が口にすれば確実に自爆する超高難易度ネタ
だよねと。
うまく褒められない人が褒めても神経逆なでするし、うまくやったつもりでもタイミングを外せば嫌がらせになるし、貶せばもちろん相手の気分を損ねる。
— KGN (@KGN_works) 2018年3月27日
嫌がらせネタだと思っておくくらいでちょうどいい。
口にしないのがベストです(どうせ地雷だ)
「なんでネタにしちゃいけないんだよ。黙ってろとかひでーよ」
— KGN (@KGN_works) 2018年3月27日
「そこが分からない奴だから黙ってろって言ってんだよ」
これに尽きる(で、判ってれば口にしない)
セクシャル・ハラスメント、略してセクハラ。セクハラの問題点は多分にして、行為者が自分の行為をセクハラ、つまりやってはいけないこと、忌み嫌われることであるってのを自覚していない点にある。もっともやっちゃいけないことだと認識した上でやっていたら、もっと罪深い話ではあるのだけど(セクハラに限らず、ハラスメントと称されるものの多分は、行為側がそれを成してはいけないとの認識が無いのが問題だったりする。モラハラとかがよい例)。
当人は褒めているつもり、単なるネタとして取り扱ったつもりでも、相手、第三者にはそう見えないことも多々ある(この辺りは実のところ難しい話で、見方を変えれば何をされても「自分がそう思ったんだからそうなんだもん!」と主張されたら、無敵カードと同じになってしまうのだけどね)。
ともあれ、くだんのポスターの件にしても、脳内で色々と思うのは自由ではあるのだけど、それを口にした時点でアウト......ってああ、これはツイッターでの「思っただけなのに」「ツイートした時点で不特定多数に向けて語ったのと同じ」という問題に似ているかな。
「練習したいなら、褒める練習をしろ」
— KGN (@KGN_works) 2018年3月27日
「サゲる言葉を一切使うな」
「話しながら『これおもしれー。オレ面白いやつじゃん?』と思えるような事を口にするな」
「笑いながら話すな」
これで練習するだけでもまだマシなんだけどね。
ゲハゲハ笑いながら貶すのは、コミュニケーションではなく嫌がらせ。
で、褒める時も「性的な内容にならないようにする」「踏み込みすぎないようにする」が重要なわけで、まあ職場でいきなりやろうたって無理だわなと。
— KGN (@KGN_works) 2018年3月27日
「職場が同じというだけの異性」が「恋人なら許される踏み込んだ内容」に触れると、やっぱり嫌がられるからね(あと頻度ね)
まあなんだかんだいって、「容姿(スリーサイズ含む)に関する話は地雷だと思え」で良いと思います。
— KGN (@KGN_works) 2018年3月27日
で、これについてオフラインで言われたのが「ネタが無いよ」なんですが。
— KGN (@KGN_works) 2018年3月27日
『容姿をネタに相手をこき下ろしてセクハラ野郎に成り下がるより、にこにこ笑顔でその場にいるだけの無害な人になっておけ』。
ネタがないなら黙ってりゃヨロシ。
どうせやるなら相手を太鼓持ち、というのはオーバーだけど、褒める言葉を使うように。ポジティブな話を持ってくる。ただ、この基準に従ったとしても、その基準を自分で都合の良いように切り替えて、平気でボーダーラインを超えてしまうから始末に負えない。指摘されているような容姿の類を全部封印するだけでも、随分と違うのだけどね(容姿は多分に、本人にはどうしようもないことだから)。
......あれ。そうなると、漫画とかでよく見かけるケース「髪型変えた、シャンプー変えた、口紅変えたのに気がついてくれない」ってのは、下手に触れるとアウトになるかもしれない境界線上の話だから、触れていないだけって可能性もあるのか。これはこれで興味深い見地ではある。
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