JR東日本で新造車両すべてに車内防犯カメラを最初から設置する方針

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JR 東日本では、山手線の新型通勤電車 E235 系への防犯カメラ設置(2017 年6月6日発表済)など、車内セキュリティ向上を図ってきました。さらなるセキュリティレベル向上のため、今年度以降、新たに製造するすべての旅客車両に、車内防犯カメラを標準的に設置します。また、一部の車両については、改造により車内防犯カメラを設置します。


1 車内防犯カメラを設置する対象車両
今年度以降、新たに製造する新幹線、在来線のすべての旅客車両


鉄道はある意味密閉空間であり、しかも一定時間はそこから脱出できないというきわめてリスクの高い場所でもある。性善説に基づくのならともかく、性悪説で考えると、リスクは極めて高い。まぁ、少数の人のやらかしで対応が必要となると、全員に負担がかかる良い例ではあるのだけど......ということで、JR東日本では今後新造するすべての車両に車内防犯カメラを標準装備するとの話。また、既存の車両においても一部では改造をして新たにカメラを設置するとの事。

これ、カメラを設置するのはいいけど、その映像の管理はどうするのだろう。リアルタイムで監視するとなれば、相応に人員などのリソースが必要になる。何か事が生じた時の記録として用いるため普段から精査をしないにしても、一定の管理は必要。それなりにコストが上乗せされることに違いは無い。

将来的にはさらにAIと連動して、何らかのリスクを感じたら警告を発するとかいう仕組みが導入されるのかもしれないなあ、と思うのは当方だけかな。

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このページは、不破雷蔵が2018年4月 4日 06:48に書いた記事です。

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