イラストレーターの方は、スケッチブックの中身とか仕事のラフやネームとか本棚とか、日頃見ることのできないバックヤード的な部分をpixivFANBOXとかで公開するのは、表側で見せるものとの差別化にもなるし価値あるんじゃないかなと思った。
— イズムさん(平泉康児) (@hiraizm) 2018年4月26日
pixivFANBOX、イラストレーターさんや漫画家さんが「お金貰って描くならノルマが...」みたい感じで躊躇してる一方で、エンジニアたちが「サーバー代の足しにします」とか「ビール代」などの名目で気軽に有料プラン開設しててノリが全然違うなぁと思うなど
— あしやひろ (@kk6) 2018年4月26日
毎月定額じゃなくてボタンを一回押すとクリエイターに140円くらい振り込まれる「コーヒー奢るよ」サービスみたいなヤツの方がいいな。
— 大鳥 (@Otori0704) 2018年4月27日
気に入ったら連打してもいいの。
先日のpixivFANBOXから色々と「クリエイティブなワークそのもの、そしてそれを成している人の行動そのものに対する対価とか支援の方法論」について話が持ち上がっている。自分でこれだという結論は出ていないけど、参考になる話とか同意できそうだなという指摘があるので、とりあえずまとめて覚書に。
個人的には「支援のために新たに作業を増やす」ってのは本末転倒というか非合理的な感もあるので、今まで出ていなかった部分を出してみるという発想は悪くない。価値が無いと思っていた部分が実は価値がある、的な。
また、定額は大変だ、気がついた時にぽんっというのがいいってのも同意。定額の方が受け手側は嬉しいだろうけど、その分プレッシャーになるのも否定はできないし、支援する側も重荷になる。前にも指摘したけど、一人二人ならともかく十人とかって増えてくると、ちょいと無理となるし。
「pixivFANBOX」のマージンの件。似たような概念としては例えばまぐまぐの有料メルマガ。https://t.co/WgHPsNtGI4 こちらはマージン50%。 pic.twitter.com/NF9UOiDqMW
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年4月27日
アマゾンのキンドル出版は35%か70%。それぞれのパターンで色々と足し引きあり。 pic.twitter.com/QHutvdyy5O
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年4月27日
「ファン」の名が入っている通り、有料のファンクラブ的な構図で、その後押し的なものと考えれば、マージン10%ってのはお値打ちかも(税制上の問題とか色々あるけど)。他方、絵や小説といったアート系に限られるような雰囲気とか、今朝指摘したように支援する・される側双方の関係が強いかな、と。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年4月27日
概念的には先行サービスのentyに近い雰囲気。もう少し利用ハードルが低いという雰囲気はあります。個人的には「思った時に投げ銭出来る」という形の方がお気軽ではあるし、創作者側も縛りの類を覚えることなく活動ができる気が。無論、世の中それほど甘いものでは無いってのは分かっているのですけど。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年4月27日
アマゾンの欲しいものリスト https://t.co/F8TD7UXJeS で実験。アマゾンギフト券で15円から入力できる価格任意入力タイプは登録できず。入力済みタイプでは500円の商品券タイプが最低単価のもよう。500円玉投下代わりに、と考えればいいのかな。 pic.twitter.com/zUyMqVvV8c
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年4月27日
pixivFANBOXはファンという名前が入っていることからも分かる通り、ファンクラブみたいなもの...と考えると色々と納得ができる。有料会員制のファンクラブのウェブ版。立ち上げた一人一人がアイドル、みたいな。特典はコンサートとかファングッズ的なポジション。
で、単にサポートするだけならそこまで面倒なことをしなくても...ということでアマゾンの欲しいものリストでギフト券を云々という話も考えてみたけど、最低額は500円。メールなりDMで直接贈りつけるのなら15円から可能だけど、これはダイレクトに投げる必要があるので、今回のような「クリエイターに何気な支援をしたい」というのには向いていない。
世界初?!飛行機上空で12時間連続で書き上げた本!!!!
— GOROman@ドイツに居ます (@GOROman) 2018年4月24日
ゴロマン初の電子書籍 「全ての出版社は多分潰れる」(β版) | 【ゴロマン公式】未来のゴロマンショップ https://t.co/F7Fiv5tiYs #booth_pm
少ないですが1500円で買いました!!
— ジョニー@JGS開発室 (@JGS_Developer) 2018年4月25日
ビッグウェーブには乗っておく! pic.twitter.com/ibOI1tqlBV
このへんは、虚無と交換で投げ銭をするシステムを作れば良いのでは?と思っている
— 碌星らせん (@dddrill) 2018年4月27日
例えば、サービス登録時にアイコンを自作してもらって、それの使用権を売るという形に便宜上するとか......
— 碌星らせん (@dddrill) 2018年4月27日
プロジェクト参加権も解釈次第で虚無みたいなものなので、送金とさえ唱わなければまぁなんとかなるという説もある
— 碌星らせん (@dddrill) 2018年4月27日
ピクシブのやつも、毎月100円払った上でなら「今月は頑張ったからボーナスをあげよう」みたいなのはできそうな予感
— 碌星らせん (@dddrill) 2018年4月27日
単発でマネー投げるシステムはほんとまじで法律でダメなので(何かの購入と引き換えに代金を払ったり購入したモノを送るのは可)「単発の投げ銭サービス欲しい」って言ってる人は、gifteeとかAmazonギフト券とか代替になりそうなサービスを使ってくださいね(わかってて言っていると思ってますが)
— シロ (@siro_xx) 2018年4月27日
俺は素人だから解る範囲で書くぞ
— シロ (@siro_xx) 2018年4月27日
・enty、fantia、fanbox系の月額投げ銭はオッケーなのになんで単発マネー投げはだめなの?
→単発か継続かという話ではなく、例に挙げたサイトではクリエイターが作った作品や情報の「対価」としてお金を払うことを前提にしているのでOK
補足するとこれらのサービスは「投げ銭」「送金」よりは「クラウドファウンディング」に近い概念です お金を払うと、まあまあのリターンがもらえる、それを毎月継続的にやっているだけです
— シロ (@siro_xx) 2018年4月27日
・そもそもなんでだめなの?規制緩和しようよ
— シロ (@siro_xx) 2018年4月27日
→無条件にお金を遠隔でホイホイ受け渡しできるようになってしまったらマネーロンダリング(資金洗浄)やりほうだいになってしまうからです(資金決済法という法律で禁止されています)
単発って言葉のセレクトが悪かったようなので言い直します
— シロ (@siro_xx) 2018年4月27日
・無条件で(物品や情報購入の対価として等の条件がなく、任意のタイミングで任意の相手に)
・資金移動業登録をしていない業者が
・現金または現金に直接交換可能な通貨を
送金するのがNGなのです
どれか1つでも回避できていればセーフ
ジャソプだと
— ものの腐ごりえ (@gorie666) 2018年4月27日
「最終巻まで興味を引いて単行本買わせる事が目的であり
回収するかはともかくとして伏線は山ほどぶっこむべし
最終回をきれいにたたむ作家は凡庸」
とか言う編集さんいたなあ
一つのあり方ではあると思う
自分がその主義に従うかどうかは別の話
で、直接投げ銭云々ということで、法的な話をしてくれた人がいたので、後で精査するための覚え書き。「BOOTH」というシステムを使えば創作物の販売の際に買い手がもりもり上乗せをすることができるってのは面白い。指摘されている通り、このような仕組みと虚無の引き渡しによる対価支払いという名目で、実質的な投げ銭もできる......かもしれない。まぁ、例えば対価をどうにでも位置づけできる著作権とかね。ゴミにもならないような評価を下せるものに対価をつけて販売すると、正当な売買契約では無いと認識されかねないけど、著作権なら評価のしようが無いので(昔、某漫画でその手法を見たことがある)。
他方、何の対価も無しに有価証券なり現金が投げられるようにしてしまうと、マネロンに使われてしまうのでアウトになってしまう。便利な仕組みは悪用される可能性も高いので、色々と足かせが必要になるという理不尽な世の中ではある。
まぁ、見方を変えれば、この辺りを上手く(正当な手法で)工夫すれば、色々と突破口は見えてくるような気もするのだけどね。経験データが豊富にあって、法的面でもプロがそろっているアマゾンとかグーグルなら、考えていそうな気もするのだけどな......。気のせいかもしれないけど。
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