コミックDAYSで定期購読するようになって以来、次回を楽しみに待つ連載が急に増えた。いくつかの連載は単行本揃えてもいいと思ってる。こんな開拓ラッシュは20代の頃書店に通って立ち読みしまくってた頃以来だ。
— 松田未来 夜光雲のサリッサ連載中! (@macchiMC72) 2018年4月1日
WEBで雑誌を読めるサービスは今までいくつもあったが、複数の雑誌をまたいで読めるものはそんなに充実してはいなかった。講談社の6誌がまとめて読めるだけでこれなら、出版社単位で雑誌が読めれば、今まで知らなかった分野の漫画を開拓するハードルがグッと下がるんじゃなかろうか。
— 松田未来 夜光雲のサリッサ連載中! (@macchiMC72) 2018年4月1日
雑誌一冊づつだとためらう課金も、まとめてという事であればハードルは下がる。更に電子書籍だけでなく書店で単行本を受け取れる体制を便利に整備すれば購買意欲の改善と販売機会の向上に繋がるのではないか、とこのコミックDAYSの試みを見ていて思うのです。
— 松田未来 夜光雲のサリッサ連載中! (@macchiMC72) 2018年4月1日
漫画というものは、とにかく読んでみないと始まらないのだがその敷居は年々高く不便になっていた。いつ行ってもバックナンバー含めて置いてある大ヒット漫画と、3日立たずに棚から姿を消す漫画の差は広がるばかりで、読者から出会う機会はどんどん削られていった。
— 松田未来 夜光雲のサリッサ連載中! (@macchiMC72) 2018年4月1日
今出版社がするべきは、販売機会の促進と流通形態の改善による「読者の都合」を満足させる新しい方法だと思っています。それをせずに売れないと言っても誰も同情してはくれない。
— 松田未来 夜光雲のサリッサ連載中! (@macchiMC72) 2018年4月1日
出版業界が不調だ、雑誌も書籍も買われていない、本屋さんのそろばん勘定が合わなくなっている。まぁ、色々と出版周りの不調さは語られ、ビジネスモデルが対応しきれなくなって作者などがゴマ油状態となり、どんどん離反したりしている。多分に「本屋さんで買わないと困る」「今までの体制だとリソースが足りなくなるので手が回らない分は作者がやってね」という、一般企業ならちゃぶ台返しをされそうなお話が多々あるのは否めない......というかこれ、後継者問題で悩む企業の多分に見られる「これまで何やってたの」「周りが変わっていくのに何でそれに対応しようとしないの」というツッコミ事案とさほど変わらない。今では別説もあるけど、例の恐竜が滅んで行ったのと同じパターン。
その一方で「こういうのでいいんだよこういうので」とゴローちゃんが頭の中でエグザイル状態となるような話も出てきているのは幸い。新しい環境が浸透してそれに慣れるようになったのなら、既存のサービスもそれに合わせることでニーズをつかめるようになる。
今件のコミックDAYの仕組みはサブスクリプション的なものだと考えていいんだろうな。へそを曲げる、忌み嫌うサイドもあるだろうし、紙媒体なり単品購入がゼロでは無いのだら需要がそれのみというわけでは無く。新たな選択肢の一つとして提供するのは、良い方策に違いない。新聞なども大手五紙を縦横して閲読できるようになれば......と思うのだけど、それは無理だろうな。
マガジンWALKER、マンガ誌多いからかなり重宝してる。https://t.co/KUgMyWBPY0
— 鷹野凌 (@ryou_takano) 2018年4月1日
似たような仕組みはマガジンウォーカーでも導入されている。まあ後は、出版社を横断する形でやってくれればありがたいのだけど......それは無理としても、将来的には雑誌社単位でサブスクリプション形式の立ち読み権を購入するというスタイルが確立するようになるのかな。
最近は紙の本というか電子書籍ですら読む気が起きなくなってきて買ったけど放置してるのが100冊くらいあるw なんかツイッターみたいに縦スクロールで読める方がいいなあ。ページめくりという概念は製本上の都合でしかないので不便で読みづらい。
— GOROman【公式】 (@GOROman) 2018年3月31日
同意です。自分も本好きなんですけど紙はかさばるので本棚の中身も電子書籍に置き換えたんですけど(Kindleないのは置いてます)正直シームレスに文字送りして欲しいです。ハイライトするときとかページの境だとやりづら過ぎです。
— 梶原 勝 (@hamadurasiag) 2018年4月1日
これは前から思ってるなぁ。雑誌はともかく、小説とかはページめくりじゃなくてずっとスクロールで読ませて欲しい。マンガはコマ毎に表示する、新しい表示法が出てきたし、一部で使われてるパンとかフェードとかもどんどん当たり前のテクニックとして使われるようになるだろうし。 https://t.co/Yx1S2LHafu
— 小泊徹彦 (@kodomari) 2018年4月1日
他方、電子書籍・雑誌でも読み方に関してこういう話がある。実のところデジタル系の文章や漫画の目線に関しては、従来型携帯電話の時代から色々と言われているのだけど、スマホとかタブレット型端末の普及で、問題はより切実なものになっている。雑誌は加工上の問題から難しいだろうけど、文章から成る書籍はハードルは低いんじゃないかなあ、と。
無論それなりのリソースは必要だし、劇的な変化は無いから、短期間的な費用対効果は見出し難い。けれど、読みやすい、使いやすいということが確定されれば、中長期的には大きな成果を見出せるはずなんだけどね。
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