レビュー機能の恐怖
— フィクションサイクル店長 (@fiction_cycles) 2018年3月27日
客「ロードバイクください」
店「ご予算は?」
客「3万円までで」
店「(経験に基づく渾身の説明)」
客「じゃあいいです」
後日レビュー
「☆最悪の店です。無理やり高い商品売りつけてくるので注意してください。その後ネットで買いましたが満足してます」
レビューの各意見に信頼度を重み付けするような仕組みはよ。
— Takashi Okumura (@tweeting_drtaka) 2018年4月1日
ヤフオクで評価とか見ていると、取引が多い人にはやはりいろいろな意見がつくので、対応の丁寧さとかも加味してよい感じに補正してくれる技術にはニーズがありそう。実際、研究もあるのでしょうね。https://t.co/ai6LBK19vO
これは投稿によるコンテンツ構築系サイトではどこにでもありうる問題の一つ。投稿された内容の確からしさってのが、誰も保証していないってこと。まぁこれはソーシャルメディアとかブログの記事の確からしさは誰にも分らないってのと本質的には同じではあるのだけど。
そういう観点では、指摘されている通り、レビューを書いた人の信頼性が全体的な評価にウェイトを与えるって仕組みは必要不可欠だなという感はある。レビュー数が多いレビュワーだと「下手なレビューでアカウントを削除されてこれまでの投稿が無駄になるようなリスクは犯しがたくなる」という歯止めがつくのだけど、それとて万能なものでは無い。何らかの指標で数字的にすぐに計算できる仕組みがあればいいのだけどね。
無論企業側もステルスマーケティングをしてきたり、ウソをついてレビューをする人に高評価をつけるように促してくる場合もあるので、レビューをする側だけの問題では無いのは言うまでも無く。
Amazonのレビューで考えてみると、個人的には、i) レビューの数が多いか少ないか、ii) 悪い評価に、「本当に悪い」内容の記載があるか、一番悪いレビューに何が書かれているか。iii) 良い評価に、期待する良い評価が記載されているか。あたりを気にする感じでしょうか。https://t.co/vsafS1WnPk
— Takashi Okumura (@tweeting_drtaka) 2018年4月1日
あ、はい。Explanation-Based Recommendationとか、レビュー内容を加味した推薦は、試みがありますね。
— Takashi Okumura (@tweeting_drtaka) 2018年4月1日
アマゾンでは大量の、ワールドワイド的なデータが取得でき、その取扱い方次第で自分達のお財布がより膨らむことになるので、レビューに関するあれこれもかなり本気だったりする。Vine制度もしかり、商品の品質保証制度もしかり、レビュワーの評価制度もしかり。
ベストなものは存在し得ない、そんなものはありえない。周辺環境が少しでも変化すれば、すぐにベストなものはそうで無くなってしまうから。とはいえ、これはいいな、と少しでも多く思えるような仕組みを、各サービスは試行錯誤しながら提供してほしいものだよな、と。
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