「国税庁URL変換器」個人が開発 旧URLから新ページにアクセス リニューアルの混乱受け - ITmedia NEWS https://t.co/V33tAla7tX
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年4月3日
年度替わりで当方の巡回サイトでもいくつかがページデザインを変更したりまったく別構成のサイトになっていたりもしたけれど、その中でも一番話題に上っているのが国税庁のサイト。先の総務相統計局のサイトリニューアルでも、いかにも意識だけ高い系のデザインっぽさが見えていたけど、それをはるかに超えるお莫迦さんぶりでふいた。
しかもその問題に関して「二週間もすれば検索エンジンがインデックスするからそれまで待って」という、お前は何をいってるんだ的なお話。「URL更新のリクエストを出している」とはいうけれど、検索エンジンが全ページをインデックスするとは限らない。また、インデックスされたページが適切に検索結果に出て来るとも限らない。第一、旧ページとの連動性は検索エンジンでは分からない。
確かに検索エンジンに全投げで検索機能を実装させれば、それが構築上は一番楽。ただ、官公庁のサイトの場合は、そういう曖昧さでいいのかというと訳が違う。特に金銭周りとか法律関係では、そういう雑な作り方をしちゃいけない。内部DBで検索機能作るの面倒くさいしーコストかかるしー、検索エンジンにぶん投げた方がすぐに作れるしー、何かあっても検索エンジンのせいにできるしー、的な思惑があったのかなぁ、という推論すら出来てしまう。
まぁ、旧ページのリダイレクト処理をしていないのも併せ、国税庁側のリクエストだったのか、制作業務を受け持った側のコスト削減・技術の問題だったのか。知る由も無いけれど。あまり良い話とは言い難い。
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