1:当たり前の話として
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2018年4月3日
人間、新人、いずれも千差万別です。去年の方法がベストかというとそんなわけでもないので、毎年新人に合わせてカリキュラムは変えましょう。これは人が少ない時代の第一歩です。辞めて貰っても構わないは、近年かなり古くさく、また厳しいです。
先日の【新人教育を受ける側のコツ】に続き......というか時系列的にはむしろこちらが先なんだけど、この時期に多くの人が対面するであろう新人教育をする側のコツというか要点的なもの。まぁ、新人に限らず教育をする側の注意点でもあるし、さらに教育に限らず何らかの指導とか教え諭しの際にも役立ちそうなお話。
情報のアップデートは大切ってのは新人教育でも変わらない。過去のテンプレートをそのまま使うのは楽だけど、自分が楽をしたいからといって怠けていると、教育を受ける側も、そして教える側も不幸になる。ましてや今は社会環境の変化が非常に速い。下手をすると数年前の常識がまったく通用しなくなってしまうってのもありうる。
2:失敗したときの対処を
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2018年4月3日
近年の新人は失敗慣れしていません。失敗したときの対処、ワークフローは最初に叩き込んで失敗しそうなときの対応教育も最初にしっかりやりましょう。
3:詰め込んでも効果はない。
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2018年4月3日
一週間かそこらで知識を詰め込もうとしても、結局記憶の定着率が悪いので、教える量は一日あたまたくさんでなくて結構です。失敗時の対応の他、平時に誰に頼るかを教えるのは有効です。
4:教育するための時間をとりましょう
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2018年4月3日
日常業務しながら教育するのは無理があります。まず時間の確保をしましょう。時間の確保が出来ないからと事実上の放置に入る人もいますが、長期的には新人が使える方が後々楽です。
5:新人教育はやり直しの機会
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2018年4月3日
あなたが新人教育で痛い目にあったり、あまり役に立ってなかったなあと思うのであれば、それは全くその通りです。同じ目にあわないように今度はうまくやるために改良し、工夫しましょう。
6:新人の声を聞け。
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2018年4月3日
最初は何を尋ねればいいのか分からない新人も、すぐに疑問が湧き始めます。または、教えても忘れてしまうこともあるでしょう。一度説明したからもう教えないとかは言わずに、何度でも教えてやりましょう。新人は尋ねられたときに怒らなければ、良く尋ねてくるようになります。
7:ついでに自分も変えよう
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2018年4月3日
端で見ると無駄に見える、惰性でやってることや既に今では意味のない行動を新人に指摘されることがあるかもしれません。怒るのではなく、褒めましょう。ついでなんで直しましょう。教えるだけでは損なので新人の視点から得るものがあるならどんどん得ていきましょう。
失敗したときの対処とか詰め込み教育に意味はないとか時間が大切とか、相手の声を聞けとか、版権の問題があるので引用はしないけど、海兵隊辺りの新人トレーニングで大よその要素が入っているような気がする(新人側の声を聞けってのはないけど)。
臨機応変、ケースバイケースってのは非常に難しい。接客業のようなもの。専門家に任せなきゃならないような話ではあるのだけど、普通の人に新人教育を投げるって仕組みそのものが間違っているんじゃないかなあという感はいなめないんだよな、この辺りの話を見聞きすると。
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