これは、最近高校生からヒアリングしたら、マジで共通体験というか「流行り」が薄いんですよ。
— 碌星らせん (@dddrill) 2018年4月8日
少年ジャンプですら、共通の話題にはなってない。強いて言うならスマホアプリくらい。
いや、「漫画とか読んでる?」って聞いたら「昔(中学生の頃)読んでたけど読むのやめた」って言われたときは、目玉すっぽ抜けるかと思った
— 碌星らせん (@dddrill) 2018年4月8日
多分、高校受験で読むのやめて、そこから復帰してないんだろうなとは思うけども......
— 碌星らせん (@dddrill) 2018年4月8日
現在の中堅層ぐらいの人達における、子供の頃の共通認識的な話題。例えばガンダムとかドラクエとかピンクレディーとかドリフターズとか、そんな感じの社会風俗というか一般的な娯楽としてのネタもの。同じ時期を同じ年齢階層の中で過ごしていた人たちで共有できるネタ。それが今の子供達の間では薄らいでいるのでは、将来大人になった時に今の中堅層のような「その世代の子供達はみんな熱中していた、見聞きしていた」という共通の話題が少なくなっているのではないかという指摘があった(引用不可とあるので概要を解説)。
で、それに対するお話として、その指摘は間違っていないというもの。まぁ実際にアンケートを取って云々するわけにもいかないし、例えばバンダイの子供向けアンケートの結果を見ても好きなアニメや漫画のキャラクタが分散しすぎて傾向が見いだせないなんてことはないから、そこまで希薄化していないとは思うのだけど。
ただ、強い信奉というか熱中しての注力は無いような雰囲気は感じられる。タイアップ系の商品展開も昔と比べたら勢いが弱い。選択肢が増えたのでみんながみんな、より自分の感性に近しいものに寄り添ってしまい、結果として1つ1つの信者が減少している。「流行が薄い」ってのは非常にシンプルで分かりやすい表現。ゲームソフトの売上が落ちている傾向の一つとも近しい。
ま、そんなもんは無くてよろしい #同じ世代という理由で同じものを摂取する必要なんてどこにもないのだから
— クロダオサフネ (@kuroda_osafune) 2018年4月8日
いやまぁそもそも十人、百人に通じる共通の話題なんて目の前の一人、二人と会話する時には必要ないからね......
— クロダオサフネ (@kuroda_osafune) 2018年4月8日
でも、手札にあると楽だよね、というのはある
— 碌星らせん (@dddrill) 2018年4月8日
あと、不特定多数と繋がるのがネットの使い方、という時代はぶっちゃけもう過去の考え方になりつつあるので......
— 碌星らせん (@dddrill) 2018年4月8日
見ず知らずの人間と話すとき、世代ネタと地元ネタは鉄板だからな......
— 碌星らせん (@dddrill) 2018年4月8日
共通の要素を持った存在同士での意思疎通のネタなど必要ない、と一刀両断されるとちょいと焦るのだけど、まぁ指摘されてみればそういう機会があまりないないのなら、わざわざ用意する必要もないよなぁ、という同意感があるのも否定できない。疎遠化というか分散化というか。情報ツールの進化による社会の変容とでも説明すればいいのか。それがよいのか否かは別として。
ただ、社会全体としてのまとまりは雑なものになるし、これまで通用してきた色々なルールや常識やテンプレが通用し難くなる、予想が付きにくくなるってのは否めない。
タクシーとか床屋での談義ってのはどうなっちゃうのかなとか、あるあるネタで食べている人達は大変だろうなあ、とも思ったりする。
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