「違法配信サイトが無いと地方や若年のオタクがやっていけない」と云うのはバカの虚言として放置しておくとして、「カネの無い地方のオタク」であった我々はどうやってオタク・ライフを楽しんでいたのか振り返ってみると「諦める」と云うのがあった様にも思える。
— かちょー嘉一 (@sleek00) 2018年4月14日
無論これのみがオタクといわれたエンタメ系のファンの様式のすべてであるわけじゃなく、個人差も多分にあるし時代や環境による違いもあるのだけど、パターンの一つとしては近しい思い、経験をしている人も少なからずいる。リソースが足りずに自分の願望をかなえ難かった、環境・ツール的にも難しかった昔のオタクな人達は、どうやってその欲求を充足していったのか。
結論の一つとして「あきらめる」というのは正解ではある。断片的な情報から色々と妄想したり、自作して疑似体験したり。オタクとは違うかもしれないけど、子供が大人の様子を見て真似をしたがり、新聞の広告を切り抜いて腕時計とか車を作ってみたりするのも似たような話。段ボールで家をつくるとかね。
民放が2局だけでテレ東系どころかテレ朝とTBSが直接に入らず、BSは普及しつつあったが全ての家にもあるワケではなく、書店への配本は数日遅れ、模型屋さんなんか殆どなくて、もちろんネット時代は遥かに先、でもオタクをやっていけたワケで。
— かちょー嘉一 (@sleek00) 2018年4月14日
そんな中で観られないTVアニメだとか、行けないイベントだとか、フツーにあって、寧ろ「観られるアニメが幾つかある」といった感じだったが、それで観られないならもう「諦めて」いた感ある。それが普通と云う感じで。
— かちょー嘉一 (@sleek00) 2018年4月14日
マンガは、品揃えの良い書店が幾らかあった程度で専門店は無く、「大好きだが、なかなか書店に入らない作家さんの新刊」が出るなら予約や取寄で買っていたし、夏休みなどに大都市圏へ旅行した時にそこの本屋さんで探すのもとても楽しみだった。「買い出し」とか言ってた記憶ある。
— かちょー嘉一 (@sleek00) 2018年4月14日
模型なんかエラい極端で、小さい模型専門店が幾つかあるか無いか程度で、どちらかというと「普通のプラモでも殆ど売っていない・買えない」モノだった。レジンキットなんかBクラブ系のが幾らか入荷する程度で、まず見た事のない「ガレージキットは何者だ?」状態であった。
— かちょー嘉一 (@sleek00) 2018年4月14日
昨今ちょこちょこ話題に出る「TRPGのルールブック」も『ソードワールド』でブックタイプの「書店で入手し易く皆が買える」のが出るまでは、ボックスタイプの製品を地元のオタクで争奪する事になったりで「◯◯に入荷した◯◯RPG、◯◯高の生徒が買ったらしい」みたいな。すげえローカルだな。
— かちょー嘉一 (@sleek00) 2018年4月14日
カネが無い、に関してはどうだったろう。少ないお小遣いをやりくりしたり、あとはバイトでちょっと稼いでみたり、それなりにやってたかなあ。とにかく「カネが無いなりに工夫して遊んだ」と云う記憶が強烈にある。マンガ読むにも、絵を描くにしても、パソコンで何かするにしても。
— かちょー嘉一 (@sleek00) 2018年4月14日
動画のアレコレなんか、直近のサンブルになりますが前期だと『ポプテピピック』『ゆるキャン△』『ラーメン大好き小泉さん』『よりもい(※何故これだけ略称なのか)』なんかabemaで無料で見られて、特に違法なアレコレなんか要らんでしたよね。地方格差なんかゼロでは。
— かちょー嘉一 (@sleek00) 2018年4月14日
得られる情報は限定的だったし、書籍にしたって望みのものが存在しているか否かすらわからないなんてことも無く。デパートの立ち位置が変わっていったのと連動するのだけど、かつては色々なものが一堂に会していたデパートは、その存在自身が夢のような場所だった。それが今はネット上になっているのかな、という気もするけど。
カネが無い、に関してはどうだったろう。少ないお小遣いをやりくりしたり、あとはバイトでちょっと稼いでみたり、それなりにやってたかなあ。とにかく「カネが無いなりに工夫して遊んだ」と云う記憶が強烈にある。マンガ読むにも、絵を描くにしても、パソコンで何かするにしても。
— かちょー嘉一 (@sleek00) 2018年4月14日
一方、現在オレは半ば意図的に「地方都市の更に郊外(≒田舎)住みでオタク」をやっているワケなんですが、モノ、特にマンガの類を買うに関しては殆ど不自由してないし、まあコレはネット通販あれば郊外住みでも不自由無いだろうって判断して首都圏撤退を決めたワケでもあるンすけど。
— かちょー嘉一 (@sleek00) 2018年4月14日
動画のアレコレなんか、直近のサンブルになりますが前期だと『ポプテピピック』『ゆるキャン△』『ラーメン大好き小泉さん』『よりもい(※何故これだけ略称なのか)』なんかabemaで無料で見られて、特に違法なアレコレなんか要らんでしたよね。地方格差なんかゼロでは。
— かちょー嘉一 (@sleek00) 2018年4月14日
地方格差あるのはイベントのアレコレ(相当これ重要だとは思いますが)と、これもイベント的ですがイベント上映方式のアニメとか、あの辺り。専門店なんかは以前に比べれば地方都市にもエラいたくさんできましたよね。一番町Shallのアニメイト仙台店時代じゃないんですから(※いつのハナシだ)
— かちょー嘉一 (@sleek00) 2018年4月14日
ココに書き忘れてしまったんですが、「諦める」前に「工夫」してましたよね。オレも地方在住の頃は都市部のトモダチに頼んで、都市部に行ってからは地方のトモダチに送ったりしていました。
— かちょー嘉一 (@sleek00) 2018年4月16日
お金に関しては、実のところ今も昔も変わらないのではないかと思う。お金ってのは色々な物事、リソースを調達するための手段だから、それが無ければ手に入らないのは当たり前。その辺の工夫なり努力なり諦めなりをせずに、欲求をストレートに充足させたいから不法・違法行為に容易に走り、それを正当化するのは、やはりおかしな話には違いない。
このような話をすると「ならば昔の方がよかったというのか」という反論があるのだけど、そんなはずはなく。今の方がよいに決まっている。問題なのはどうして昔出来たことが今ではできないの? ということ。まぁ、情報がもりもり来るようになって、願望が強くなっているからってのはあるのだろうけどさ。
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