動画で儲け指南っての結構色々出てるけど......

| コメント(0)
「ユーチューブの15分の作業で最低月収50万円」などの虚偽のうたい文句で、ネット経由で送られるユーチューブでのもうけ方マニュアルの販売や有料コースへの勧誘をしたとして、消費者庁は26日、消費者安全法に基づき事業者名、イメージ(東京都渋谷区)を公表。注意を呼びかけた。マニュアルの購入者は約5000人で、うち約1300人が有料コースの代金を支払い、計3億円を集めていた。

ぶっちゃけるとインチキ系情報商材だのねずみ講まがいの話だのは昔からある詐欺的商法で、それが今のツールを用いて行われているまでの話。動画のコピペとか自分で考えて「これが最強のビジネスモデルだ」などと鼻高々にやりまくってお縄になったのならまだしも(無論アウトな話には違いない)、インチキな場所から高額で買い取った情報に従ってあれこれやってたらお咎め受けて云々ってのは、二重に報われない。

まぁ、動画で一躍有名人になれてキャッシュリッチになれるってパターンが色々と喧伝されているから、「自分もあるいは」と思ってしまうのは仕方が無い。しかし実際には、「儲けられる」として情報を売っている方が設けていたわけだ。該当事案のイメージ社も「消費者庁に対して「もうけたかった」と虚偽を認め」とあるし。

この類の話に引っかからないようにする簡単な方法は、下の入力ウィンドウから必要事項を記入の上......では無く(笑)、「誰にでも簡単に儲けられる」をはじめとした、消費者庁のリリースに書かれている具体例の文言のような言い回しを見かけたら、全部スルーをしてしまうこと。その観点では、今回のリリースは非常に有益なものとなる。

「15 分のコピペ作業で最低月収 50 万円!」

「月収 50 万円なんてコピペするだけで簡単に稼げます!」
「知ってる人は 100%稼いでいます!」
「スマホやPCでコピー&ペーストするだけで即完了!」
「78 歳の〇〇さんも YouTube で簡単に稼いでいらっしゃいます」
「最低3万円キャッシュバック!」
「簡単に稼げる!完全コピペビジネス」


それっぽいフレーズ、ネット上の広告でいくらでも以下略。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2018年4月27日 06:56に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「「世界マナー美術館」の新作確認」です。

次の記事は「ガムテープってガムテープじゃなくて粘着テープだったのか」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30