ガムテープってガムテープじゃなくて粘着テープだったのか

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梱包用の資材としてよく使用される梱包テープには、主に2種類あります。一般的に「ガムテープ」と呼ばれているのは、クラフト紙やプラスチックにあらかじめ接着剤を塗布した「粘着テープ」ですが、これは本来の意味でのガムテープではありません。ガムテープとは、紙製テープに糊材を塗布して乾燥させたテープのことで、通常の状態では粘着性はなく、使用の際に専用ディスペンサー(繰出し機)で水をつけることで粘着力が発生するものです。イメージとしては切手と同様の使いかたで、別名「水テープ」とも呼びます。

先日ツイッターのタイムライン上に挙がってきて「そんなバカな」と思って確認したら本当だったらでちょっいと驚いた話。梱包系の素材の会社の解説ページでの話だけど、いつも使っているガムテープが実はガムテープではなく粘着テープだという話。あの布製のがガムテープで、紙製のはガムテープじゃないというお話では無かったのね......。

というか、説明にある「使用の際に専用ディスペンサー(繰出し機)で水をつけることで粘着力が発生するもの」って、一般の人は見る機会が無い。当方も見たことが無い。「知らなかったよ、そんなの......」という呆然モード。

ただ、あちこちで調べてみると、現状では市販されている粘着テープのことをガムテープと表現するのが広まっていて、そちらでも構わないということになっている。あのテープのことをガムテープと呼ぶと罰せられるとかいう話では無いので、一安心。まぁ、でも、知っておくとちょいとお徳な気分になれる......かもしれない。

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このページは、不破雷蔵が2018年4月27日 07:10に書いた記事です。

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