俺もとてつもなく久しぶりに入浴したけど、それで体力使い果たしてマトモに作業できなくなってる
— 有村悠@5/6砲雷撃戦I-08 (@lp_announce) 2018年4月29日
あと「鬱じゃない時は料理好きの奴でも、鬱になるとコンビニ弁当か、酷い時はスナック菓子が食事の代り」ってのも有るので、鬱になると、飯・風呂その他の身の周りの事が完全にアレになってしまう https://t.co/8w8Si1vuS9
— 長 高弘 (@ChouIsamu) 2018年4月29日
うつ状態に陥る原因は人それぞれで、場合によってはその原因が取り除かれることで劇的な改善が生じることもある。見方を変えれば、その原因がなかなか取り除けないようなものだから、うつ状態は継続しがちになってしまう。自分の身体的なもの、コンプレックスとかね(これは先日話に挙げた【自信が無いとかコンプレックスは直接の原因を取り除いてみよう】と通じるものがある)。
何の問題も無い人には、普段からできていることが出来ないという感覚は理解しがたいかもしれない。これ、RPGにおけるスタミナのパラメータの上限が、異様に低いというステータス異常状態になっていると考えれば理解はしやすい。
上限値が低いので、ちょっとした行動ですぐにスタミナ切れを起こしてしまい、行動が散漫になる(スタミナという表現が問題なら、モチベーションとでもすればいいかな)。下手をすると布団を出てトイレにいくことすらおっくうになる。さらに一定以上のスタミナが必要な行動そのものが出来なくなってしまう。例に挙げられた話だと、料理を作るのにはスタミナ100が必要なんだけど、上限値が50にまで下がってしまうので、料理そのものができなくなってしまう。50で済むコンビニ弁当でなんとか......とか、上限値が30まで下がると、それすら出来なくなって、手元にあるスナック菓子で済ませてしまう。さらに上限値が下がると、食事をとるという行動すら不可能になる。
うつ状態とは少々異なるけど、身体の不調で精神バランスにも問題が生じると、空腹感はあるのだけど食欲がわかないという、おかしな状態に陥ることがある。腹が減ったけど何も食べたくないというもの。これも要はRPGならばステータス異常が生じているようなもの。
さらにステータスが悪化すると、例えば食事をしたり金銭を消費する行動そのものについて、「それをしてもいいのだろうか」などといった自責の念が渦巻いて、行動を足止めするようになってしまう。
......と、うつ状態というものの実情が分からない人も多いだろうから、RPGに例えてみたけど、これで把握できるだろうか。無論、これがすべてでは無い、あくまでも一様式に過ぎないのだけどね。HPもMPもあるけど、STが無いので行動できない。つまりは、そういうこと。
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