2018年1月~3月期で週刊少年サンデーの部数30万部割れ(紙媒体版のみ)。印刷証明付き部数 https://t.co/TiFaEGN5nH より。電子版が出ているのでそれに吸収されているのもあるのでしょうが......。 pic.twitter.com/XUXpeJk0Av
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年5月21日
ちょいとドタバタしていて記事の展開はもう少し後になるのだけど、先日2018年第1四半期の印刷証明付き部数が公開され、中身をちらほら確認している。で、気になった動向として、週刊少年サンデーの部数が30万部を割り込んだ。
確か40万部だか50万部を割り込んだ時には大騒ぎとなった記憶があるのだけど、30万部われでは現時点で静かなもの。予定調和的なものという認識なのかな。
もっとも週刊少年サンデーに関わらず、昨今の雑誌は多分に電子化されていて、電子版の購読者が増えているのも事実。そして今件の印刷証明付き部数はあくまでも紙媒体の部数なので、電子版の購読者はカウントされていない。
昔は印刷証明付き部数=雑誌の影響力、コンテンツの販売力だったんだけど、今では単純な紙媒体の販売力でしかなく、コンテンツの影響力は表していないのだよね。昔は実店舗のみでの販売だったけど、今ではネット通販も大いに売れている、けど数字を出せるのは実店舗販売分だけだよ、的な。
まぁ、印刷証明付き部数はそもそも論として、紙媒体の動向を示すものだから仕方が無いのだけど、昔と比べたら確実に、その役割は小さなものになってしまったなぁ、と。かといって有料購読者に限定しても、電子版の購読者数を公開したり、どこかの機関が集約するとは思えないし......。難しい時代ではある。
コメントする