最近本で運動選手は明らかに四月が多いという話を読んだ。
— 山本一成Ponanza (@issei_y) 2018年5月22日
四月生まれの子は小さい時、他の子より相対的な体力面で優位で、そのことが自信に繋がり運動を頑張るのでは、という話だった。
最初に上手に出来ることの効果は意外なほど大きい。
4月生まれ等の場合、相対的体力の高さが自信に繋がる他、上のレベルの試合や合宿等にも呼ばれやすくなり、経験値も上積みされます。
— 大村 祐大 / Yudai Omura (@yudai_omura) 2018年5月23日
強くなりやすい環境になりますよね。
日本は4月で年度替わりをするため、教育課程では4月生まれの人は最大で1年近く他の人よりも早く生まれたことになる。それだけ長い期間、他人よりも早く世に生まれて生活をしてきたのだから。大人になってからの1年近くはさほど違いは生じないけれど、子供の時の1年近くは結構大きなものとなる。
結果としてどうしても、4月生まれの人の方が、体力やら学力で優れた相対位置を手に入れることになる。これは確率論としては間違いないけど、統計的にその通りの結果が出ているか否かについては、まだ未検証なので精査をする必要がある(小学生で何月生まれ毎に成績のデータなんてあるのかしら)。
それとは別に、その生まれ月によって生じる差異が評価につながり、評価は自信につながり、経験値も上乗せされる。結果としてますます伸びていく、飛躍していくってのは面白い話ではあるし、納得がいく。子供に得意なことを見つけさせる、自信をつけさせるってのはこういうことなのね、という理解ができる。
ってことは年度替わりが9月の欧米では、9月生まれにスポーツ選手などが多いとかってことになるのかな。その辺も併せ、統計の上で色々と面白い検証ができそうではある。
まぁ、「褒めたら伸びる」は一歩間違えると色々と悲劇を生むパターンでもあるのだけど。参考にしたい話には違いない。
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