メアドやIDとパスワードの組み合わせは共有するな、絶対にだ

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先日ちょいと話題に上った、中国業者による億単位のIDなどとパスワードの組み合わせのデータの漏えい問題。恐らくは似たような話は山ほどあり、今回はたまたま数の多いセットの漏えいが表に出たまでのお話。で、こういう元データが流れてしまうと、該当の組み合わせをしているサービス自身では無く、他のサービスに対する無差別攻撃にも使われてしまう。

どういうことかというと、ある場所で使われていた合い言葉が他の場所でも使われているかも、との推測の下に、総当たりでチェックをされてしまうってこと。他のサービスでも同じIDとパスワードを使っている人はゼロでは無い、だろう。そういう人が対象になれば、別のサービスからのデータ漏えいでも被害者になり得てしまう。例えが雑だけど、自転車と家の鍵が同じ人がいたら、自転車の鍵を盗まれてしまうと、家にも不法侵入されかねないってこと。


対策としては「容易に想像できるパスワードにしない」「IDやメールアドレスとパスワードの組み合わせはサービスごとに変える」「二段階認証が使えるところは極力利用する」などかな。いずれも便宜性の上ではマイナスに違いないのだけど、安全性は確実に向上する。

被害を受けてからでは遅いからね、ホント。

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このページは、不破雷蔵が2018年5月19日 06:41に書いた記事です。

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