現実だと色んな情報を全部入れたくなってしまうけど、表現することを考えると、情報を主体に絞って意味を限定したり、わかりやすく伝えるのが大事
— 47AgDragon(しるどら) (@47AgD) 2016年10月24日
現実にはレストランで店の雰囲気も含めて感じてしまうけど、料理を見せたい時にレストランという情報は必要なかったりする
とにかく迷わせないの大事 pic.twitter.com/MjWe9x5eNy
当方も物撮りをすることは多々あるので、この辺りはなるほどなぁと思ったお話。要は、自分の視界に映っているものをそのまま撮るより、見せたいものを撮った方がアピールはしやすいし分かりやすいよ、というもの。アングルとか構図そのものもまた、表現方法の一つであり、余計な情報はノイズになってしまうよというもの。
まぁ、この辺りはテレビ録画における本編とCMの関係のようなものではある。ただし後々に見返して記録とか資料としての価値となると、そのノイズ的なものが大きな価値を持つようになったりするという皮肉な結果となる場合も多々あるのも、また事実。この例ならば店の様子やテーブルのデザイン、ナイフやフォーク、ワイングラスそのものが、当時の資料として役立つとか、ね。
ほぼ同じ写真が構図だけで意味に違いが出る例
— 47AgDragon(しるどら) (@47AgD) 2015年8月11日
周辺情報があると食事というより場所を表す
場所情報を削り切って主役をポテトにすると意味が変わる
後者にしないと、おっ美味そうみたいな意味は出にくい
つまり飯テロは日頃のイラスト訓練 pic.twitter.com/GH9bJyMnN2
「これ美味いぞ」なら間違いなく右。インスタ映えするのは...あるいは左じゃないかな、という気もする。オシャレっぽさと個別対象のアピールってのは、別物なのかもしれない。
紙面などのグラフィックにおいて「大切な情報を重複させる、情報を多く入れる」と言う人が多いが、要素を増やすと伝えたい情報が目立たなくなる。
— つぼた (@spot_tsubota) 2018年4月16日
「森の中のあの木」と指差してもどれのことか分からないが、「砂漠の中のあの木」と言えば指を差さなくても分かるのと同じ。重要だからこそ減らすべき。 pic.twitter.com/SdYWf4PvjI
漫画の表現だとよく分かる。写真と同じようにリアルに背景や周辺をぎっしりと書き込むと、本物っぽく見えるのだけど、その一方で何がメインなのかが分からなくなる。無論だからといって、その場で中心となる存在のみを書いていたのでは、周辺環境そのものが分からなくなってしまう。その辺りのバランスは難しいよね。
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