前にも言ったけど家庭に父親の居場所がない問題って大体が父として夫として家庭にコミットしてない結果の産物だと思うけど、家庭のことをサボろうサボろうとしているのに家庭に居場所ができるわけないじゃん、でも自分は仕事してるんだ、というなら仕事場には居場所があるんだろうからよかったですね
— ネジ子 (@nejiko) 2018年4月21日
現役引退の年齢階層者が増えて、それと共に家族から距離を置かれたりパージされる男性の話が以前よりは増えている。まぁ、定年退職離婚という言葉があるぐらいだから、昔から一定率は存在していたんだろうけど。で、そのような話に関しては昔から、「仕事ばかりにかまけて家庭を見ていなかった」という結論は出ていたはずなんだけど、その辺の教訓というか情報が活かされていないがための、昨今のお話の増加なんだろうなあ、と。
ただ引用元の言い回しをよく読むと、どうも現役引退の世代に限った話でもなさそうだし、それはそれで色々と考えさせられる。父親の第一義的な役割は大黒柱としてお金を稼いでくることに違いは無いけど、それに注力しすぎてばかりだと、家庭の居場所がなくなってしまう。昔は稼いでくるだけでもよかったのだろうけど(家族も「そういうものだろう」として父親にすり寄っていた)、価値観の変容により、それではダメになってしまうってのが現状。
もっともよく考えてみれば、昔と比べて残業は増えるし(企業が提示した時間外就業時間は漸減してるけど、悪名高い「サービス残業」の類がある)、居場所作りを求められるということもあり、大変なのには違いない。
実際、「家庭にコミットしてなかった結果」定年退職後に居場所がなくなった高齢男性はけっこうおられますね。
— KGN (@KGN_works) 2018年4月21日
外に出て金を稼ぐ、という役割に自分をあてはめ、それ以外の役割を一切拒否していれば、役割を失った途端に居場所もなくなるのは当然のことですが。 https://t.co/6qnbSvaxmO
「自分は仕事をしているからそれでいいんだ」で家庭内における役割を『外で仕事してる人』に固定した結果、仕事をやめたら役割も居場所も無くなる。
— KGN (@KGN_works) 2016年8月10日
これ、ご本人の責任以外のなにものでもないから。
給料運んでくるだけの人、に収まって何もしなかったのはご自身だからね。
元サラリーマンが皆、家庭に居場所がなくなるわけじゃないからね。
— KGN (@KGN_works) 2016年8月10日
というか圧倒的に「そこそこやってきた普通のご夫婦、べたべたもしないがそっぽも向かない」という方が多いわけですよ。
それなりに家族と関わりを持ってやってこられた方なんですよね(別に過剰というわけでもなく)
まぁ、普段から家庭へのアプローチをお給金稼ぎに限定していれば、それが途切れた定年後はつながりが無くなるってのも理解はできる。猫が飼い主を「餌を寄越す存在」としてのみ認識していれば、餌を寄越さなくなったらどういう判断をするのか、というのと同じかな。ちょいとアレな例えだけど。いや、下手をすると自動給餌器みたいな扱いかも。
ふと、現役引退層における夫婦・単身率の変化ってのはどうなっているのだろうと思ったりする。昔と比べて今って、高齢者の離別による一人暮らし世帯って増えているのだろうか。定年離婚のケースは増えているのだろうか。元々高齢化で寿命が延び、男性よりも女性の方が長生きだから、夫が亡くなった単身女性高齢世帯は増えていそうだし、色々と要素はあるのだろうけど。ちょいと機会があれば調べてもいいかなあ、と思ったりもする。
コメントする