薬の危険性が広く知れ渡ること自体は良いと思うのですが、その度に「危険だから使わない!」という極端な話も目にします。
— Fizz-DI@薬の比較と使い分け (@Fizz_DI) 2018年5月3日
でも、そんな極論では車も電気も、火さえも使えません。
危険であることを知った上で、正しく使うのが大事なので、医師・薬剤師の話は面倒臭がらず、よく聞いてくださいませpic.twitter.com/4zQMOCjwu7
「正しく使う」とは、薬を飲む・飲まないの選択も含めて「薬を正しく取り扱う」という意味です。
— Fizz-DI@薬の比較と使い分け (@Fizz_DI) 2018年5月4日
「ハサミは正しく使いましょう」と聞いて、ハサミを使わなくても良い工作もあるのに、何がなんでもハサミを使わせようとする!ハサミ業界の回し者だ!とはならないのに、薬の話になると違うようです...。
先日から一部で某強力だけど使い道を間違えるとえらいことになる貼り薬の使い方を間違ってえらい目にあった人が、「もう薬なんて使わない」的なオチをつけた話が出回って色々と論議をかもしている。どんな薬にでも効用とともに副作用や誤用によるリスクは存在し得る。1回1錠厳守の薬を「たくさん飲めば早く強く効くだろう」とばかりに1瓶まとめて飲もうものなら、あっというまに昇天しかねないってのがよい例だ。
指摘されている通り、単純にリスクが存在するものをすべて避けていたら、この世で生きることは叶わなくなる。極論として呼吸をしても水を飲んでも食事をしても、死に至る可能性があるのだから。ネタ話として「生きていると死ぬ可能性がある。ならば死ぬ可能性が無いのは始めから死んでおくことだ」的な話に終わってしまいかねない(昔、こんな考えの宗教での事件があったような気がする)。
リスクが高く効用がそれに叶わないとか、自身の行為でリスクを軽減できないのならば、それを使う必要は無い。しかし自分で許容できるリスクである、注意をしていれば・正しい使い方をすればリスクを避けられるのならば、効用を得ることができる。
まぁ、説明されていることはしっかりと目を通して、正しく使うってのは、薬に限った話じゃないんだけどね。
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