危ないけど有益なものは使わないのでは無く正しく使う

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先日から一部で某強力だけど使い道を間違えるとえらいことになる貼り薬の使い方を間違ってえらい目にあった人が、「もう薬なんて使わない」的なオチをつけた話が出回って色々と論議をかもしている。どんな薬にでも効用とともに副作用や誤用によるリスクは存在し得る。1回1錠厳守の薬を「たくさん飲めば早く強く効くだろう」とばかりに1瓶まとめて飲もうものなら、あっというまに昇天しかねないってのがよい例だ。

指摘されている通り、単純にリスクが存在するものをすべて避けていたら、この世で生きることは叶わなくなる。極論として呼吸をしても水を飲んでも食事をしても、死に至る可能性があるのだから。ネタ話として「生きていると死ぬ可能性がある。ならば死ぬ可能性が無いのは始めから死んでおくことだ」的な話に終わってしまいかねない(昔、こんな考えの宗教での事件があったような気がする)。

リスクが高く効用がそれに叶わないとか、自身の行為でリスクを軽減できないのならば、それを使う必要は無い。しかし自分で許容できるリスクである、注意をしていれば・正しい使い方をすればリスクを避けられるのならば、効用を得ることができる。

まぁ、説明されていることはしっかりと目を通して、正しく使うってのは、薬に限った話じゃないんだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2018年5月 5日 07:05に書いた記事です。

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